MENU
【弊社社員を装った迷惑メール(なりすましメール)にご注意を】 添付ファイルの開封や記載URLへのアクセスを行わず、メールを削除していただくようお願い致します。
ワーケーションに利用されている県、1位は”山梨県”

ワーケーションに利用されている県、1位は”山梨県”

株式会社ブランド総合研究所は、各都道府県の「関係人口」の人口推定のほか、移住意欲度などを数値化する「関係人口の意識調査2022」を全国約2万人の消費者を対象としてインターネットで実施した。

 株式会社ブランド総合研究所は、地域活性化の“切り札”として注目されている各都道府県の「関係人口」の人口推定のほか、移住意欲度、地域活性化につながる行動意欲、情報ニーズなどを数値化する「関係人口の意識調査2022」を全国約2万人の消費者を対象としてインターネットで1月7日から10日に実施した。
 都道府県と関わりがあり、地域活性化や移住につながる可能性が高いのが“関係人口”。この調査では、出身者および応援者(居住地と出身地以外で“最も応援したい都道府県”として選んだ人)を、その地域の「関係人口」とした。


ワーケーションに利用されている県、1位は”山梨県”

 「二拠点居住やワーケーションに利用している」と答えた人の割合は関係人口で最も高いのは山梨県で2.8%、次いで三重県の2.6%、広島県の2.5%、長野県の2.3%、愛媛県の2.2%と続いている。山梨県や三重県、長野県など三大都市圏からのアクセスが便利な県が上位に多い一方で、愛媛県や鳥取県なども上位にランクインしている。
 年代別で最も利用している割合が高いのは30代で1.2%。逆に最も低いのは50代で0.6%となった。

関係人口のうち、3人に2人が地域に関する活動を行っている

 「出身、および最も応援したい都道府県で、これまでどんな行動をしたことがありますか」との設問において、「ボランティア活動をした」、「祭りやイベントに参加した」、「観光に行った」など、地域における活動、(産品等の)購入、(コミュニティへ等の)参加、訪問、情報伝達(発信)、業務などに関する計13項目の活動と「その他」、「なにも行動していない」の中から複数選択してもらった。
 その結果、関係人口のうち、およそ3人に2人が地域に関する活動を行っており、最も多いのは観光で37.3%、次いで帰省が27.1%、農林水産品や加工品などの食品の購入が13.9%、祭りやイベントへの参加が13.9%という結果になった。

関係人口とは

 それぞれの都道府県の出身者や、家族や友人等が居住しているなど、その地域となんらかの関わりを持つ人は「関係人口」と呼ばれている。
 関係人口には、その地域を「応援したい」という気持ちや、「地域のためになにかをしたい」と考える人が多くいて、その地域となんらかの関わりを持たない人たちと比べて、「ボランティア」や「ふるさと納税」「特産品購入」「観光」などを通して、その地域に貢献したいという比率が高い傾向にある。

調査概要

調査方法:インターネット調査
回答者: 登録調査モニター(18歳以上、79歳以下)から、男女、年代別がほぼ均等となるように回収
有効回答:20,759人
調査時期:2022年1月7日〜1月10日
調査項目:108項目
     地域との関係性、訪問状況、移住意欲、地域での活動状況
     地域活動の意欲、情報接触経路、情報ニーズ、地域の魅力+属性

調査報告書

申込方法

お問合せ

株式会社ブランド総合研究所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目8-5 
TEL:03-3539-3011 FAX:03-3539-3013
E-mail : project★tiiki.jp(★を@に変換してください)
担当:菅波

データ引用・利用規定について

調査結果データのご利用、利用規定については、下記のフォームよりご依頼ください。
データ引用・利用規定 申請・依頼フォーム

「関係人口の意識調査」の関連ページ一覧

2022年版の調査記事
■調査申し込み
  「関係人口の意識調査2022」調査報告書の申込開始

■調査結果
  関係人口は沖縄県が1位。移住意欲は2割強に上昇「関係人口の意識調査2022」

■ワーケーションに利用されている県、1位は”山梨県”
  詳しくはこちら

2021年版の調査記事
■調査方針
  「関係人口の意識調査2021」調査開始。史上初・関係人口の推定も実施!

■報告書申し込み
  各県の "関係人口の移住意欲・情報ニーズを数値化" 調査報告書【申込開始】

■調査結果
  【県外の応援者・出身者】最多は福島で居住人口の6.8倍「関係人口の意識調査」

■”地域と多様に関わる県外の応援者”「関係人口」とは
  詳しくはこちら

■福岡の関係人口28.4%が移住意欲あり【全国で最多】
  詳しくはこちら

■関係人口「観光、帰省したい」が7割
  詳しくはこちら

■関係人口の訪問率1位は埼玉県
  詳しくはこちら

■関係人口は全国に1億2千万人
  詳しくはこちら

■出身地以外に「応援したい都道府県あり」5割以上
  詳しくはこちら

■「ワーケーション」関係人口の創出に寄与
  詳しくはこちら

■関係人口”地域の魅力”として感じるものは
  詳しくはこちら

■関係人口による「食事がおいしい都道府県」ランキング
  詳しくはこちら

■関係人口からの情報ニーズが高いのは沖縄、高知、長野
  詳しくはこちら

この記事のライター
関連記事
「関係人口の意識調査2024」の結果から、47都道府県のそれぞれの関係人口(出身者と応援者の合計)は平均で189万人。その他、各地との何らかの関係性がある、いわば「潜在関係人口」が1290万人いることが判明しました。
公開: 2024-10-02 12:13:20
47都道府県の人口に対して、出身者の割合の多いランキングを作成。1位は秋田県、2位は島根県、3位は長崎県の順となった。この結果は「関係人口の意識調査2024」の調査で明らかになったもので、出身者と応援者の人口推定と居住意欲等を明らかにした。
公開: 2024-04-25 10:59:47
 この調査は、2021年から毎年実施しており、4回目となる今回の調査は、全国に居住する18歳から79歳までの男女を対象として、インターネットを使い、2024年2月2日~4日に実施。有効回答数17,686人の有効回答数をもとに、47都道府県のそれぞれの関係人口の人数の推定と、居住意欲や訪問意欲、情報ニーズなどの意識を明らかにした。
公開: 2024-04-23 18:00:00
「関係人口」とは、移定住人口でもなく、観光客などの交流人口でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指す(総務省)。 全国各地で、人口減少・高齢化が進み、地域活性化の担い手不足という課題に直面している中で、関係人口の活用が期待されている。本調査では各都道府県および市町村視点での関係人口の規模(人数)を測定するとともに、定住意欲や訪問意欲など、そして情報ニーズなどについて徹底的に調査する。
公開: 2023-12-01 17:30:36
47都道府県の出身者で、最もUターン意欲が高いのは沖縄県となった。2位は前年1位の福岡県、3位は熊本県、4位は京都府、5位は神奈川県。これは全国21000人を対象に今年1月に実施した「関係人口の意識調査2023」の結果から、新たに判明したもの。
公開: 2023-04-02 23:00:10
最新記事
「各都道府県を代表する歌手は誰か?」について、各都道府県の住民による大調査を実施。その結果から、東北各県(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)の「県民ソング」を歌う(演奏する)アーチストをランキング形式で紹介します。
公開: 2024-12-16 17:42:56
飲料・食品業界のSDGsに対する取り組みは、消費者からどのぐらい評価されているのだろうか? 国内有力企業300社のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」より、飲料・食品業界35社の結果を分析した。
公開: 2024-12-14 12:33:27
「各都道府県を代表する歌手は誰か?」について、各都道府県の住民による大調査を実施。その結果から、北海道の「県民ソング」を歌う(演奏する)アーチストのランキング形式で紹介します。
公開: 2024-12-12 14:00:28
紙・化学・繊維業界のSDGsに対する取り組みは、企業によって大きく異なっており、業界内での多様性が豊かである。国内有力企業300社のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」より、紙・化学・繊維業界39社の結果を分析したところ、このような結果が浮き彫りになった。
公開: 2024-12-11 20:16:25
建設・不動産業界のSDGsに対する取り組みは、消費者からどのぐらい評価されているのだろうか? 国内有力企業300社のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」より、建設・不動産業界18社の結果を分析した。
公開: 2024-11-29 23:51:45

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル