MENU
【弊社社員を装った迷惑メール(なりすましメール)にご注意を】 添付ファイルの開封や記載URLへのアクセスを行わず、メールを削除していただくようお願い致します。
食事がおいしい都道府県ランキング大公開!1位は北海道、3位は大阪府、2位は〇〇県!

食事がおいしい都道府県ランキング大公開!1位は北海道、3位は大阪府、2位は〇〇県!

都道府県魅力度ランキングでおなじみの地域ブランド調査より、「食事がおいしい都道府県ランキング」を大公開。1位は北海道、2位は福岡県、3位は大阪府、4位新潟県、5位香川県。また、下位の都道府県に共通する点とは。

 「都道府県魅力度ランキング」で知られている「地域ブランド調査」は、全国3万人以上の消費者を対象に「魅力度」のみならず、「その地域にどのような魅力があるか」についても調査も行っている。
 そこで今回は、地域ブランド調査2022の地域資源に関する調査結果より、「食事がおいしい都道府県ランキング」について解説をする。(連載:地域ブランド分析第7弾)

記事の内容を動画にして配信しております。
是非ご視聴、チャンネルの登録もお願いします!

食事がおいしい都道府県ランキング

「それぞれの都道府県にはどんな魅力があると思いますか」という問いに対して、
「食事がおいしい」など16項目の地域資源を提示し、各項目の回答者割合(%)を算出した。
なお、1人の回答者はあらかじめ指定した15または16の都道府県について回答する仕組みのため、
希望する地域を回答できるわけではない。

大差をつけて北海道が1位に

 1位は北海道がランクイン。魅力度ランキングでも14年連続で1位に輝いており、圧倒的な評価を誇る。
 今回の調査でも、回答者の約46%が「食事がおいしい」と回答しており、2位とは10ポイント以上の差をつけている。
 ウニやホタテ、イクラなどの海鮮や、ザンギやジンギスカンなどにお肉、さらにはソフトクリームなどのスイーツも豊富で、まさに「食材の宝庫」といえる。

豊富な人気グルメ 福岡県が2位

 2位は福岡県で、回答者の3人に1人は食事がおいしいと評価した。
 豚骨ラーメンに、もつ鍋、水炊き、明太子などの定番グルメをはじめ、ごぼうの天ぷらをトッピングした「ごぼ天うどん」や、ごはんに鶏肉などの具材を混ぜた「かしわめし」などローカルフードも魅力的で、目移りするほどのグルメが立ち並ぶ。

食いだおれの街 大阪府が3位

 3位の大阪府は、言わずと知れた「食いだおれの街」。たこ焼きやお好み焼きなどの粉もんグルメをはじめ、串カツや肉吸いなど、独自の食文化も有する。また、オムライスやホルモン料理など、大阪発祥の定番グルメも多い。

下位の都道府県に共通する特徴とは

「食事がおいしい」と回答した割合を赤色の濃さで示している

下位に多い海なし県

 日本には全部で8つの海なし県(内陸県)があるが、食事がおいしい都道府県ランキングの下位8県のうち、5県は海なし県がランクインしている。
 やはり島国である日本の特徴として、新鮮な海産物が手に入らないハンデの大きさがランキングに表れているかもしれないが、そんな海なし県でも工夫を重ねることで、独自の食文化を生み出している。
 例えば、埼玉県は小麦の主要生産県で、全国有数のうどん王国であり、麺の幅が5cm以上もある「こうのす川幅うどん」や、コシが強く つけ汁で食べる「武蔵野うどん」など特徴的なうどんがあるほか、埼玉県が発祥のうどんチェーン店「山田うどん」は埼玉県民のソウルフードとなっている。
 同じく海なし県の奈良県は、「日本の食文化発祥の地」ともいわれ、茶、清酒、まんじゅう、豆腐など、奈良にルーツを持つ食材は多い。
 各地の食文化は地理的要素に大きく影響を受けるが、その影響を上手く利用した食文化が日本には多くあふれている。この地域性こそが日本の食文化の醍醐味といえるだろう。

連載:地域ブランド調査分析レポート

過去の記事は、弊社が運営するYoutubeチャンネルでも動画記事として公開しております。
是非そちらもご視聴ください。
ブランド総合研究所(Youtube)

地域ブランド調査2022 調査概要

<調査内容>
「地域ブランド調査2022」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第17回目。調査対象は全792市(2022年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な185の町村を加えた計1000の市区町村、そして47都道府県です。各地域に対して魅力度など全89項目の設問を設け、地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」として数値化しました。

<調査概要>
・ 調査方法 インターネット調査
・ 回答者 20代~70代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、
日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・ 有効回収数 34,768人(一人の回答者に対して市区町村の調査票では20地域、
都道府県については15または16地域を提示し、それぞれについて回答してもらった。
なお、地域ごとの回答者数は都道府県は平均で1,056人、市区町村は平均で632人)
・ 調査対象 全国1,000の市区町村(全792市+東京23区+185町村)と47都道府県
・ 調査時期 2022年6月22日~7月4日
・ 調査項目 認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など14項目)、地域コンテンツの認知(「海・山・川・湖などの地理的名称」など17項目)、訪問経験(「行楽・観光のため」など6項目)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など17項目)、地域の特性(「歴史・文化のまち」など14項目)、地域イメージ(「あこがれる」など14項目)、産品想起率(食品、非食品をそれぞれ自由記述)の計89項目 

地域ブランド調査2022ニュースリリース(PDF)はこちらから

関連ページ

・地域ブランド調査2022特設HPトップページはこちらから (過去の結果もこちらから)
・調査概要はこちらから 
・調査結果の発表はこちらから 
・都道府県結果(魅力度ランキング等)はこちらから   
・市区町村結果(魅力度ランキング等)はこちらから 
・各種報告書のご案内はこちらから
・調査報告書のお申込みはこちらから


この記事のライター
関連記事
「都道府県魅力度ランキング」でおなじみの地域ブランド調査では89項目のランキング項目があり、その中で「観光に行きたい都道府県ランキング」を発表。5位は福岡県、4位は東京都、3位は沖縄県、2位は京都府、1位は北海道となった。
公開: 2022-12-25 23:41:42
地域ブランド調査2022より、市区町村の魅力度ランキングを、上位100位まで公開する。1位は札幌市、2位は京都市、3位は函館市、4位は横浜市、5位は小樽市となった。
公開: 2022-12-01 17:21:42
1000の市区町村を対象に調査した「市区町村 魅力度ランキング」。前年からの伸びが1位となったのは熊本県「阿蘇市」、2位は兵庫県「神戸市」、3位は岐阜県「高山市」。その中から1位「阿蘇市」の魅力に迫る、連載:地域ブランド分析の第6弾。
公開: 2022-11-28 10:55:00
地域ブランド調査2022の中で、都道府県魅力度ランキングで最下位脱出となった茨城県。茨城県の魅力を改めて紹介するとともに、同県のブランド力の強みを分析した
公開: 2022-11-20 23:36:00
地域ブランド調査2022の中で、都道府県魅力度ランキングで初の最下位となった佐賀県。なぜ同県が最下位になった理由を分析してみた
公開: 2022-11-17 17:15:23
最新記事
鹿児島県のPR拠点である「かごしま遊楽館」の3階 鹿児島ブランドショップ東京店(東京都千代田区)」において実施している、知覧茶・焼酎の試飲や鹿児島の伝統工芸品を体験していただく定期サロン 「食とものづくり体験サロン」3回めとなる12月は、薩摩焼窯元 紫陶の柳 信一郎氏による絵付けワークショップの開催が決定しました。ただいま参加者を募集しています。
公開: 2024-11-19 17:36:44
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。 本項では食品想起率について、「北海道」を事例に結果を紹介する。
公開: 2024-11-06 15:00:00
株式会社ブランド総合研究所は、このたび国内有力企業のSDGsの取り組みを消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」を実施致しました。
公開: 2024-11-01 09:00:00
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。 本項では、調査対象のうち1,000市区町村の2015年から2024年の結果から、観光意欲度の平均推移について紹介する。
公開: 2024-10-30 17:16:01
ブランド総合研究所の調査サポートサービスのご案内です
公開: 2024-10-29 12:32:31

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル