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関係人口は全国に1億2千万人

関係人口は全国に1億2千万人

県外の応援者、出身者の移住や訪問、地域貢献につながる意識などを数値化する“日本初”となる「関係人口の意識調査2021」を全国2万人を対象にインターネットで実施。

各都道府県とか関わりがあり、地域活性化や移住につながる可能性が高いのが“関係人口”とされている。この調査では2万人の大規模調査の結果を基に、各県の出身者や、地域を応援したい人(ファン、サポーター)の人口を推定するとともに、その人たちの移住意欲度、地域活性化につながる行動意欲、情報ニーズなどを数値化。本調査では、各都道府県の出身者(居住者を除く)と、応援者(居住者および出身者以外にその都道府県を「応援したい」と思っている人)の両方を「関係人口」と定義した。

調査結果速報(PDFファイル)はこちらからダウンロード
「関係人口の意識調査」ニュースリリース

推定関係人口が多い都道府県

特定の地域と関わりのある「関係人口」が、全国に約124,183千万人いるという結果となった。と最も多いのは福島県で、12,292千人となった。これは同県人口(1,820千人)の6.8倍にあたる。同県の関係人口の特徴は、ボランティア活動や寄付、産品購入などの意欲のある人が多いことだ。次いで多いのは沖縄県で9,495千人。人口(1,460千人)の6.5倍と多く、観光意欲がある人は62.2%と全国で最も高いほか、移住意欲も24.5%と全国で2番目に高い。3位は北海道の7,560千人で、人口(5,229千人)の1.4倍だが、6位の熊本県は4,204千人で人口(1,734千人)の2.4倍に達しており、この倍率は全国で5番目にあたる。

関係人口(推定)が多い都道府県

※国土交通省は、日常生活や通勤圏以外に特定の地域を継続的に訪れる「関係人口」が、全国に約1827万人いるとしている。

関係人口創出の意義

日本は長期の人口減少過程に入っており、総人口約1億2600万人は、2053年には1億人を割って9,924万人となり、2065年には8,808万人になると推計されている。地方では急激な人口減少とともに若年層が転出し、空き家の増加も顕著ななか、最も懸念されるのは地域の担い手が不足することで、地域に多様に関わる人「関係人口」が求められている。

調査概要

調査名 :関係人口の意識調査2021
調査方法:インターネット調査
回答者 :調査モニター
     各年代別の男女(18歳以上79歳以下)をほぼ同数ずつ回収
回答数 :有効回答数 20,508人
調査時期:2021年2月17日~2月23日
調査対象:47都道府県
調査項目:計74項目(地域との関係性、定住意欲、移住意欲、訪問状況、観光意欲、地域貢献につながる行動、情報ニーズ、地域の魅力など)+属性

調査報告書

総合報告書:68,000円(税込)A4判120ページ
個別報告書:48,000円(税込)A4判24ページ
基本セット:98,000円(税込)総合報告書+個別報告書+電子データ
詳細はこちら

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TEL:03-3539-3011 FAX:03-3539-3013
E-mail : project★tiiki.jp(★を@に変換してください)

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「関係人口の意識調査2021」の関連ページ一覧

調査概要

■調査結果
  【県外の応援者・出身者】最多は福島で居住人口の6.8倍「関係人口の意識調査」

■報告書申し込み
  各県の "関係人口の移住意欲・情報ニーズを数値化" 調査報告書【申込開始】

■調査方針
  「関係人口の意識調査2021」調査開始。史上初・関係人口の推定も実施!


調査結果分析

■”地域と多様に関わる県外の応援者”「関係人口」とは
  詳しくはこちら

■福岡の関係人口28.4%が移住意欲あり【全国で最多】
  詳しくはこちら

■関係人口「観光、帰省したい」が7割
  詳しくはこちら

■関係人口の訪問率1位は埼玉県
  詳しくはこちら

この記事のライター
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