各都道府県とか関わりがあり、地域活性化や移住につながる可能性が高いのが“関係人口”とされている。この調査では2万人の大規模調査の結果を基に、各県の出身者や、地域を応援したい人(ファン、サポーター)の人口を推定するとともに、その人たちの移住意欲度、地域活性化につながる行動意欲、情報ニーズなどを数値化。本調査では、各都道府県の出身者(居住者を除く)と、応援者(居住者および出身者以外にその都道府県を「応援したい」と思っている人)の両方を「関係人口」と定義した。
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「関係人口の意識調査」ニュースリリース
関係人口からの情報ニーズが高いのは沖縄、高知、長野
欲しい情報を以下のグラフ15の選択肢から選んでもらい、都道府県ごとの出現率(%)を算出した。
関係人口の情報ニーズで最も高いのは「観光」
関係人口が求める情報で最も高いのは「観光や見どころ」(33.6%)で、居住者(19.8%)を大きく上回った。
また、「地域産品、農産品、伝統工芸品」(居住者11.8%、関係人口19.6%、以下同)や「伝統芸能、文化」(8.4%、12.6%)、「人気のある食、店舗など」(24.2%、26.0%)、「移住や求人」(4.1%、5.0%)は、関係人口の方が情報ニーズが高い傾向にある。
一方、居住者は「スポーツ」(6.7%、5.2%)、「地域経済に関するニュース」(11.9%、9.1%)、「気候、季節に関するニュース」(13.4%、10.0%)、「災害に関する状況やニュース」(15.2%、11.4%)、「行政や選挙等」(6.5%、3.0%)、「教育や子育て」(8.1%、2.8%)、「医療や病院」(14.0%、5.0%)、「技術や研究」(3.5%、2.5%)といった地域に根ざした情報を求めている。
欲しい情報を15の選択肢から選んでもらい、都道府県ごとの出現率(%)を算出した。
本調査における関係人口の定義
本調査では、各都道府県の出身者(居住者を除く)と、応援者(居住者および出身者以外にその都道府県を「応援したい」と思っている人)の両方を「関係人口」とした。 応援者については、その都道府県との関係性から、以下のように分類した。
・活動系・・・・・・ふるさと納税やボランティアなどをしたことがある
・通勤・通学系・・・・通勤・通学や、仕事で訪問したことがある
・訪問系・・・・・・頻度に関係なく、ワーケーションなどで訪問したことがある
調査概要
調査方法:インターネット調査
回答者 :調査モニター
各年代別の男女(18歳以上79歳以下)をほぼ同数ずつ回収
回答数 :有効回答数 20,508人
調査時期:2021年2月17日~2月23日
調査対象:47都道府県
調査項目:計74項目(地域との関係性、定住意欲、移住意欲、訪問状況、観光意欲、地域貢献につながる行動、情報ニーズ、地域の魅力など)+属性
調査報告書
申込について
問い合わせ
株式会社ブランド総合研究所
〒東京都港区虎ノ門1丁目8-5
担当.菅波(スガナミ)
TEL:03-3539-3011 FAX:03-3539-3013
E-mail : project★tiiki.jp(★を@に変換してください)
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調査概要
■調査結果
【県外の応援者・出身者】最多は福島で居住人口の6.8倍「関係人口の意識調査」
■報告書申し込み
各県の "関係人口の移住意欲・情報ニーズを数値化" 調査報告書【申込開始】
■調査方針
「関係人口の意識調査2021」調査開始。史上初・関係人口の推定も実施!
調査結果分析
■”地域と多様に関わる県外の応援者”「関係人口」とは
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関係人口の中で最も情報ニーズが高かった都道府県は沖縄県で76.7%。次に高知県76.1%、長野県74.9%と続いた。