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1位は住友林業、三菱地所とミサワホームは上昇【建設・不動産】

1位は住友林業、三菱地所とミサワホームは上昇【建設・不動産】

株式会社ブランド総合研究所は国内有力企業のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2022」を実施。その結果から、エネルギー業界グループのSDGs評価ランキングを紹介する。

【建設・不動産】三菱地所、ミサワホームは前年から大きく上昇


「あなたは各社がSDGs(持続的な開発目標)への取り組みをしていると思いますか」との設問に、「積極的に取り組んでいる」、「少し取り組んでいる」、「どちらともいえない」、「あまり取り組んでいない」、「全く取り組んでいない」の5段階で回答してもらった結果から、「積極的に・・・」を100点、「少し・・・」を50点、そのほかの回答およびその企業を「名前も知らない」と答えた人を0点に加重し、回答者全員の平均点を算出した。
なお、1社あたりの回収数は1000人、有効回答数は867人、全体の調査対象企業は260社。

 建設・不動産の業種グループの中で、最もSDGs評価が高かったのは住友林業。SDGs評価は16.6点から17.5点へと0.9点の上昇で、全体順位(260社中)も前年からひとつ上昇して26位となった。
 同社は、17ゴール別評価では、「15.陸の豊かさも守ろう」について回答者の7.3%が取り組んでいると評価しており、この項目の全体順位では2年連続で1位となった。
 同項目では、建設・不動産グループの中で同社に次いで高かったのは大林組の2.8%であり、住友林業の評価の高さがわかる。

 建設・不動産グループでSDGs評価が前年より最も上がったのは6位の三菱地所と7位のミサワホームで、三菱地所は前年の12.9点(210社中101位)から15.1点(260社中86位)、ミサワホームは前年の11.9点(132位)から14.1点(113位)へといずれも2.2点の上昇となった。

 三菱地所は大手町、丸の内、有楽町エリアを起点にSDGsを推進するプロジェクトを展開、ミサワホームは「4つの育む」として、環境、暮らし、家族、日本の心を育むことで、子どもたちの未来を約束するとしている。

 3位のトヨタホームと、4位のパナソニックホームズ、5位の大和ハウス工業は、いずれも点数は上昇しているが、全体順位は調査対象者数が増えた影響もあって少し低下した。

 虎ノ門などで積極的な開発を続ける森ビルは、前年の10.2点(179位)から9.8点(235位)へと評価を下げている。「11.住み続けられる街づくりを」が7.4%で20位と高い評価を得ているが、前年の10.3%で12位より、点数、順位ともに下降している。同社の様々なSDGsへの取り組みが、消費者に十分に届いていない可能性がある。

※当調査では「SDGsのゴール別評価」や「ESGイメージ(17項目)」「SDGs情報の入手経路」などについても、各企業の評価を数値化している。

調査概要

第3回企業版SDGs調査2022は、20歳以上の男女を対象に、2022年7月27日から30日にかけてインターネットで調査を実施し、各社1,000人(1人の回答者には10社について評価)となるように計26,000人の回答を集めた。不完全回答や信頼度の低い回答は集計対象外としたため、計22,554人を集計した。調査は各社のSDGs取組の評価、17ゴール別の評価、ESG活動の評価、情報入手経路などについての設問を設けたほか、各社の好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲などについての質問も設け、SDGs活動による各社の企業評価への影響度を分析した。

結果リリースのダウンロード
企業版SDGs調査特設サイトはこちら

・調査方法   インターネット調査
・調査対象  47都道府県の登録調査モニター(20歳以上)から年代・性別に均等に回収
・総回収数  計26,000人 (各社1,000人となるように回収)
・有効回答数 計22,554人 (各社の回答者数は831~905人)
・調査時期  2022年7月27日~7月30日
・調査項目  SDGs認知: SDGsに関する認知度
       SDGs評価: SDGs取組評価、ゴール別評価、情報入手経路、ESG活動
       企業評価: 企業認知度、好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲
       回答者属性: 年齢、性別、婚姻、子供の有無、世帯年収、居住形態など

調査対象一覧

調査報告書

商品説明が載っているパンフレットはこちら

•総合報告書+個別報告書セット: 165,000円 総合報告書+個別報告書
•総合報告書: 99,000円 A4判 約200ページ
       調査対象とした企業全社(260社)の結果をまとめた報告書で、前年のデータも掲載
•個別報告書: 99,000円 A4判 約25ページ
       ご希望の企業(1社)の結果、属性クロス等を表やグラフ等でわかりやすくまとめた報告書。
       クロス集計表のほか、個別の分析と3年分の結果など総合報告書には内容をまとめています。
       ※競合企業など結果を希望の方は33,000円/社追加
•データCD: 33,000円(オプション。データCDだけの注文はできません)
       お申し込みいただいた報告書のデータを収録(Excel、PDF)
•追加調査パッケージ: 198,000円
           ご指定の企業や具体的な商品・サービス、活動等の認知度、理解度、
           イメージなどについて追加調査を行うもの。※詳細はお問い合わせください。
• 報告会、セミナー: 110,000円~
           調査結果を基にセミナーまたは研修会を実施(報告書、交通費は別途)

※表示の価格は全て税込の価格です。

申し込み

パンフレットと特設サイト

お問合せ

株式会社ブランド総合研究所 
担当.摺木
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022

Tel. 03-3539-3011(代) Fax.03-3539-3013
E-mail: sdgs[アットマーク]tiiki.jp
※送信時は[アットマーク]を@(半角)に変換しお送りください。

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調査対象企業【建設・不動産】

住友林業、積水ハウス、トヨタホーム、パナソニックホームズ、大和ハウス工業、三菱地所、ミサワホーム、住友不動産、大林組、三井不動産、清水建設、鹿島建設、竹中工務店、大成建設、大東建託、森ビル

この記事のライター
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