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"住民による"都道府県・魅力度ランキング、1位は沖縄県

住民が自らの居住している都道府県に対して、最も魅力を感じているのは沖縄県・・・。毎年秋に発表し、大きな話題となっている「都道府県・魅力度ランキング」を実施している株式会社ブランド総合研究所が、住民が自ら居住している都道府県についての評価を求める調査「地域の持続性調査2022」を実施したところ、このような結果となりました。

この調査は、インターネットを使って47都道府県それぞれの住民約500人に対して今年5月20日から26日にかけて22,973人の有効回答を集め実施した大規模調査。自ら居住する都道府県の愛着度や魅力度、定住意欲度などの設問から構成しているものです。

なお、「都道府県・魅力度ランキング」として多くのメディアに取り上げられるなどで話題になっている「地域ブランド調査」(毎年10月頃に発表)は、日本の人口の縮図となるように回収・集計をしたものです。

その結果、住民による「都道府県・魅力度ランキング」1位は沖縄県となりました。2位は福岡県、そして消費者による調査では13年連続で1位となった北海道は3位となりました。

特設ページはこちら
https://news.tiiki.jp/jizoku2022

住民による都道府県・魅力度ランキング一覧

各都道府県の住民に「お住まいの都道府県を魅力的だと思いますか」という質問をし、「とても魅力的」、「やや魅力的」、「どちらでもない」、「あまり魅力的でない」、「全く魅力的でない」の5つから選択してもらった。なお、魅力度の算出に当たっては、「地域ブランド調査」と同様に、「とても魅力的」を100点、「やや魅力的」を50点、「どちらでもない」、「あまり魅力的でない」、「全く魅力的でない」をいずれも0点として加重平均し算出した。

なお、集計に当たっては、都道府県ごとに男女、および20代以下、30代、40代、50代、60代以上が均等となるようウエイトバック集計を実施。実際に該当する都道府県に居住していない人の回答は集計対象外とした。また、「地域の持続性調査」は今回が4回目の調査となるが(過去は「地域版SDGs調査」の一部として実施していた)、魅力度に関する設問は今回初めて行ったため、前年結果との比較はできない。

沖縄県人は9割が「魅力的」と回答

47都道府県で住民による魅力度が最も高かった沖縄県は、59.1%が「とても魅力的」、28.4%が「やや魅力的」と答えるなど、合計で9割近い87.5%が魅力を感じていると回答した。同県は全国消費者による魅力度ランキングでは54.4点で3位だったが、住民による魅力度評価ではそれを大きく上回っている。
一方、消費者による魅力度ランキングで13年連続1位の北海道は、住民による評価では3位と順位が2つ低くなっている。消費者による評価は73.4点だったのに対して、住民による評価は66.3点となっており、沖縄県と異なり住民の評価は消費者の評価より低くなっている。ちなみに、住民の評価の方が低いのは、北海道以外には京都府があるのみ。同府は消費者による評価が56.4点で2位であるのに対し、住民による評価は52.6点で16位となっている。

一方で、住民による評価と消費者による評価の差が最も大きいのは愛媛県で、消費者による評価が19.7点で32位であるのに対し、住民による評価は52.9点で15位と高い。次いで大分県、福岡県の順に差が大きい。

約3人に2人は自県が魅力的と回答

47都道府県の平均では、28.7%が「とても魅力的」、36.4%が「やや魅力的」と答えるなど、両者の合計ではおよそ3人に2人が「魅力的」と答えた。「魅力的でない」などの否定的な意見も全体では1割程度であることから、ランキング下位の都道府県は決して魅力が無いわけでなく、伝わりきれていない魅力がまだあるともとらえることができる。

<調査概要>

第4回地域の持続性調査2022は、15歳以上の男女を対象に、2022年5月20日から26日にかけてインターネットで調査を実施し、都道府県の住民をそれぞれ約500人ずつ計23,520人を回収し、調査時点で転居などの理由によりその地域に居住していない人を除く計22,973人の有効回答を得た。調査対象は47都道府県。幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度という持続指標と、魅力度、自慢度、魅力項目というロイヤルティ指標、そして住民の悩みと、地域の課題に関する設問から構成している。
なお、前年度までは「地域版SDGs調査」として実施していたが、今回から地域の持続性に関する設問だけを切り離し、新たに「地域の持続性調査」とした。

・調査方法 インターネット調査
・調査対象 47都道府県の登録調査モニター(15歳以上)から、居住する都道府県別に抽出
・総回収数 計23,520人 (各都道府県から約500人ずつを回収)
・有効回答数 計22,973人 (各都道府県の回答者数は476~514人)
・調査時期 2022年5月20日~5月26日
・調査項目 持続指標: 幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度
ロイヤルティ指標: 魅力度、自慢度、魅力項目(自然、交通など計26項目)
住民の悩み: 定収入・低賃金など46項目
地域の課題: 農林水産業の衰退など50項目
回答者属性: 年齢、性別、婚姻、子供の有無、世帯年収、居住形態など

<調査報告書>

報告書冊子 (価格は税込)
・基本セット:  96,000円 総合報告書+個別報告書
・総合報告書:  68,000円 A4判 約150ページ(データCD別売)
・個別報告書:  48,000円 A4判 約20ページ(データCD付)
・オプション: 総合報告書データCDは 20,000円 (調査結果のデータをExcel形式で収録)
電子データ (価格は税込)
・データパック47(CD):  398,000円  47都道府県すべてのデータを収録
・追加調査パッケージ:  350,000円~ ご指定の市について追加調査を実施
報告会・セミナー (価格は税込、交通費、報告書別途)
・調査結果を基にセミナーまたは研修会を実施: 110,000円

詳細はこちら:https://news.tiiki.jp/jizoku2022

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