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SDGs評価1位は日本生命、2位には三井住友海上【金融】

SDGs評価1位は日本生命、2位には三井住友海上【金融】

株式会社ブランド総合研究所は国内有力企業のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2022」を実施。その結果から、金融業界グループのSDGs評価ランキングを紹介する。

【金融】突きでた評価はなく、各社横並び


「あなたは各社がSDGs(持続的な開発目標)への取り組みをしていると思いますか」との設問に、「積極的に取り組んでいる」、「少し取り組んでいる」、「どちらともいえない」、「あまり取り組んでいない」、「全く取り組んでいない」の5段階で回答してもらった結果から、「積極的に・・・」を100点、「少し・・・」を50点、そのほかの回答およびその企業を「名前も知らない」と答えた人を0点に加重し、回答者全員の平均点を算出した。
なお、1社あたりの回収数は1000人、有効回答数は867人、全体の調査対象企業は260社。

 金融の業種グループ17社のSDGs評価の平均が12.2点で、前年の11.4点から0.8点の増加となったが、これは10の業種グループの中で最も伸びが大きかった。
 ところが、同グループ17社のうち全体順位(260社中)で100位以内となった企業はなく、SDGsへの取り組みが消費者に強くイメージされている突出した企業はない。

 その中で、最も評価が高かったのは日本生命で全体順位は101位。同社は前年の11.8点から2.7点の伸びで14.5点となり、金融グループの中でも最も伸びが大きかった。特に「3.すべての人に健康と福祉を」の評価は11.7%で12位と高いが、前年の8.4%から3.2ポイントの伸びとなっており、これは調査対象企業の中で最も大きな伸びとなった。ESGイメージの項目では、「女性が活躍している」で6位にランクインしている。

 2位の三井住友海上は、17のSDGsゴール別評価の合計点が66.1点で、前年より13.6点の伸びとなっている。同社は、「4.質の高い教育をみんなに」の評価が、2.5%から4.8%に伸びており、調査対象全体の中で最も大きな伸びとなった。

 みずほ銀行は13.3点で3位、三井住友銀行は13.2点で僅差で4位になった。みずほ銀行はSDGsに取り組んでいる、または取り組もうとしている企業を対象に、「SDGs推進サポートローン」や「SDGs推進サポート私募債」を展開し、その実施対象企業を公表している。


※当調査では「SDGsのゴール別評価」や「ESGイメージ(17項目)」「SDGs情報の入手経路」などについても、各企業の評価を数値化している。

調査概要

第3回企業版SDGs調査2022は、20歳以上の男女を対象に、2022年7月27日から30日にかけてインターネットで調査を実施し、各社1,000人(1人の回答者には10社について評価)となるように計26,000人の回答を集めた。不完全回答や信頼度の低い回答は集計対象外としたため、計22,554人を集計した。調査は各社のSDGs取組の評価、17ゴール別の評価、ESG活動の評価、情報入手経路などについての設問を設けたほか、各社の好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲などについての質問も設け、SDGs活動による各社の企業評価への影響度を分析した。

結果リリースのダウンロード
企業版SDGs調査特設サイトはこちら

・調査方法   インターネット調査
・調査対象  47都道府県の登録調査モニター(20歳以上)から年代・性別に均等に回収
・総回収数  計26,000人 (各社1,000人となるように回収)
・有効回答数 計22,554人 (各社の回答者数は831~905人)
・調査時期  2022年7月27日~7月30日
・調査項目  SDGs認知: SDGsに関する認知度
       SDGs評価: SDGs取組評価、ゴール別評価、情報入手経路、ESG活動
       企業評価: 企業認知度、好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲
       回答者属性: 年齢、性別、婚姻、子供の有無、世帯年収、居住形態など

調査対象一覧

調査報告書

商品説明が載っているパンフレットはこちら

•総合報告書+個別報告書セット: 165,000円 総合報告書+個別報告書
•総合報告書: 99,000円 A4判 約200ページ
       調査対象とした企業全社(260社)の結果をまとめた報告書で、前年のデータも掲載
•個別報告書: 99,000円 A4判 約25ページ
       ご希望の企業(1社)の結果、属性クロス等を表やグラフ等でわかりやすくまとめた報告書。
       クロス集計表のほか、個別の分析と3年分の結果など総合報告書には内容をまとめています。
       ※競合企業など結果を希望の方は33,000円/社追加
•データCD: 33,000円(オプション。データCDだけの注文はできません)
       お申し込みいただいた報告書のデータを収録(Excel、PDF)
•追加調査パッケージ: 198,000円
           ご指定の企業や具体的な商品・サービス、活動等の認知度、理解度、
           イメージなどについて追加調査を行うもの。※詳細はお問い合わせください。
• 報告会、セミナー: 110,000円~
           調査結果を基にセミナーまたは研修会を実施(報告書、交通費は別途)

※表示の価格は全て税込の価格です。

申し込み

パンフレットと特設サイト

お問合せ

株式会社ブランド総合研究所 
担当.摺木
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022

Tel. 03-3539-3011(代) Fax.03-3539-3013
E-mail: sdgs[アットマーク]tiiki.jp
※送信時は[アットマーク]を@(半角)に変換しお送りください。

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調査対象企業【金融】

日本生命、三井住友海上、みずほ銀行、三井住友銀行、オリックス、東京海上、第一生命、明治安田生命、住友生命、かんぽ生命保険、三菱UFJ銀行、ソニー生命、りそな銀行、野村證券、SMBC日興証券、ソニー損保、大和証券

この記事のライター
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