熊本県・菊池市の農林畜産物や加工品を一堂に集めたご当地商談会「きくち自慢市」が2月21日、同市内のホテルで開催された。地元の物産館や食品事業者、農協など19の出展業者が自慢の商品を取り揃え、県内外から招いたバイヤーに菊池の味を披露した。
これは、菊池市地域ブランド推進協議会が主催となり初めて開催したもので、大都市圏への販路拡大も見据えて、東京、大阪、福岡等まで幅広く開催を告知。その結果有名レストランやホテル、百貨店、飲食店、食品会社など55組のバイヤーや関係者が来場し、熱心な商談が行われた。
地元名産の菊池牛やコメ、イチゴ、水田ゴボウ、しいたけ、お茶などの農産物や加工品の紹介に加え、農村女性グループによる郷土料理の試食会などもあり、出展者は来場者と名刺を交わし、商品をPR。また、会場では菊池市の農業や観光を紹介したDVDも上映された。
菊池市地域ブランド推進協議会は、「今回の≪きくち自慢市≫で、菊池市の農産物に興味を持ってもらえた。これを販路開拓の足掛かりにしたい」と話していた。
商談会に関する問合せ先:0968-25-7266(菊池市役所経済部ブランド推進課)