2011年の足音が聞こえる12月9日(木)より東京ビックサイトで、地域活性化の切り札として注目を集めている地域ブランドの魅力を紹介する「地域食とものづくり総合展2010」(主催:日本経済新聞社、企画運営:ブランド総合研究所)が開催され、大勢の来場者で賑わった(今年が4回目、会期は11日(土)までの3日間)。
この展示会は、日本最大の環境関連の展示会「エコプロダクツ2010」に併設されており、来場者の見込みは18万5000人。なお、「地域食とものづくり総合展」はエコプロダクツ展の会場内でも最も賑わいを見せ、リピーターも詰め掛ける注目コーナーとなっている。
今回も、日本全国各地の特色ある地域産品や地域資源を生かして作られた生産者こだわりの逸品が厳選出展された。会場では、各商品のプレゼンテーションステージが実施され、また各商品ブースでは、試食・飲食サービスが提供され、生産者と消費者が会話したり、アンケートに応えたりしながら、五感でその商品の魅力を体感でき、気に入った商品はその場ですぐ購入出来るという、Win-Winの地域ブランド発信の場となった。
その中でも加えて、本年は「食事バランスガイドの実践」に向け、日本の食文化の豊かさと心が詰まった<お弁当>をテーマにした「バランス弁当コンテスト」のイベントが実施されている。
①「バランス弁当実践委員会」の紹介
②バランス弁当づくりに挑戦するシュミレーションゲーム
③バランス弁当コンテスト応募事例紹介とトークショー(コンテスト審査委員)
④オリジナルふりかけづくり
午前中の開場とともに小中学生が多く来場したが、ふりかけづくりや弁当シミュレーションに興味を持つ子どもたちが多く、行列ができるほどの人気だった。
当日の様子:【YouTube】地域食とものづくり総合展2010-総集編ハイライト-
関連情報: 地域食とものづくり総合展2010 ~地域資源の魅力を生かしたこだわりの商品~
スペシャル・レポート「地域食とものづくり総合展2010」 地域活性化の切り札として期待と関心を集める
2010年12月09日更新
この記事のライター
関連記事
岐阜県郡上市八幡町で7月15日(土)から「郡上おどり」が始まった。なんとこのお祭り、おどり発祥祭に始まり9月9日(土)のおどり納めに至るまで30夜以上開催される日本一長い盆踊りだ。
公開: 2023-07-19 12:32:24
地域活性化につながる調査や事業に取り組むスタッフを新たに募集。募集職種は調査部(リサーチャー、アナリスト、調査員)、地域振興部(コンサルタント、地域活性化すフタッフ、企画)で、2023年5月末日締切。募集数は若干名。
公開: 2023-04-19 16:13:00
観光庁は観光再始動事業の第1次公募の採択事業139件を発表した。この事業はインバウンドの本格的な回復のために、これまでに一度も実施されたことがないもの等、新規性が高く特別なものを整備し、インバウンドの誘客・消費拡大等につなげるのが目的。
公開: 2023-04-02 20:46:00
日本各地の盆踊りなどのうち、国指定重要無形民俗文化財として登録されている41件を、「風流踊」としてユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まった。
公開: 2022-12-01 18:36:12
農林水産省は、農林漁業者等の経営の多角化により、付加価値を生み出すことで所得の向上や地域の活性化につながる優れた取組を表彰する「6次産業化アワード」と、地域の農林水産物の利用により、生産者と消費者の結び付きを通じた地域の農林漁業・関連産業の振興や食育に資する優れた取組を表彰する「地産地消等優良活動表彰」を実施しました。
令和3年度の6次産業化・地産地消優良事例集が発表されましたのでお知らせします。
公開: 2022-02-23 13:05:22
最新記事
「都道府県魅力度ランキング」で知られている「地域ブランド調査2024」の調査結果は、今年は10月13日(日)21:00~の日本テレビ系列「行列のできる相談所」の番組内で発表します
公開: 2024-10-05 14:06:54
株式会社ブランド総合研究所は、このたび都道府県ごとの住民に対し、各地でのSDGsへの取り組みや、自らのサステナブルな行動などについての実態を明らかにする「地域版SDGs調査2024」を実施し、その結果をまとめました。<br>
この調査は、各都道府県の住民をそれぞれ500人以上を年代、性別にほぼ均等になるように抽出し、今年8月に実施しました(総回収数25,948人、うち有効回答数23,412人)。<br>
SDGsに関する理解度や、自らの購買時のSDGsへの意識、SDGs活動への取組意欲などを聞いたほか、居住している都道府県でのSDGsへの取り組みの評価、17ゴール別での評価などを明らかにしました。また、地域に本社や由来のある有力企業のサステナビリティ貢献度などについても調査を行っています。
公開: 2024-10-04 23:49:34
各地域でのSDGsの取り組みは、その地域に根付いた企業も住民とともに、地域ぐるみで進めることが重要である。そこで、「地域版SDGs調査2024」では各都道府県の住民に、地域と強い関係がある企業を25社程度示し「環境や地域・社会の持続性を高めるような取り組みを行っていると評価できる企業」を選んでもらい(計1,127社)、各社の回答率を「サステナビリティ貢献度(%)」として、認知度や好感度、利用度とともにランキング等を作成した。
公開: 2024-10-04 23:46:27
「関係人口の意識調査2024」の結果から、47都道府県のそれぞれの関係人口(出身者と応援者の合計)は平均で189万人。その他、各地との何らかの関係性がある、いわば「潜在関係人口」が1290万人いることが判明しました。
公開: 2024-10-02 12:13:20
幸福度や定住意欲度など、地域の持続性につながる指標について調査する「幸福度調査2024」をインターネットにて実施しました。その結果、コロナ禍が明けてから幸福度は2年連続の低下となりました。その原因を探りました。
公開: 2024-09-18 22:29:54