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米の食味ランキング、特Aランクは26銘柄

米の食味ランキング、特Aランクは26銘柄

平成23年度産の米について、一般財団法人日本穀物検定協会が129産地品種について食味試験を実施し、「米の食味ランキング」として発表した。その結果、北海道のゆめぴりかや岩手県産ひとめぼれなど26銘柄が特Aランクとなった。

平成23年産の米について、一般財団法人日本穀物検定協会が129産地品種について食味試験を実施し、「米の食味ランキング」として本年2月に公表した。その結果、北海道のゆめぴりかや岩手県産ひとめぼれなど26産地品種が特Aランクとなった。



米の食味ランキングは、炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施しているもの。

食味試験のランクは、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を、毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表している。

今回、特Aランクとなった26産地品種のうち、19個は前年(22年度)も特Aランクだったが、福島(中通)ひとめぼれ、新潟(中越)コシヒカリ、三重(伊賀)コシヒカリ、京都(丹後)コシヒカリ、福岡(全県)元気つくしの5個はAランクから、長野(北信)コシヒカリはA’ランクから評価を高めた。また、北海道(全道)ゆめぴりかは前年は参考品種において特Aだった。

逆に、前年特Aだった20産地品種のうち、1個はAランクとなったが、残りの19個は引き続き特Aランクとなった。

また、特Aランク26産地品種のうち、コシヒカリが9個、ひとめぼれが6個、その他が5個だった。

今回、特Aランキングとなった26産地品種は以下の通り。

北海道(全道) ななつぼし
北海道(全道) ゆめぴりか
岩 手(県南) ひとめぼれ
宮 城(県北) ひとめぼれ
宮 城(県中) ひとめぼれ
山 形(全県) コシヒカリ
山 形(全県) はえぬき
山 形(全県) ひとめぼれ
山 形(全県) つや姫
福 島(会津) コシヒカリ
福 島(中通) ひとめぼれ
福 島(会津) ひとめぼれ
栃 木(県北) なすひかり
新 潟(中越) コシヒカリ
新 潟(魚沼) コシヒカリ
新 潟(岩船) コシヒカリ
新 潟(佐渡) コシヒカリ
長 野(北信) コシヒカリ
三 重(伊賀) コシヒカリ
京 都(丹後) コシヒカリ
奈 良(県北) ヒノヒカリ
福 岡(全県) 元気つくし
佐 賀(全県) さがびより
長 崎(県南) にこまる
熊 本(城北) ヒノヒカリ
熊 本(城北) 森のくまさん


なお、食味官能試験については以下のサイトを参照。

一般財団法人日本穀物検定協会 http://www.kokken.or.jp/index.html

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