勝手にケンミン創生計画
週刊ダイヤモンドで毎週連載しているコラム。全国3万人による地域ブランド調査の結果をもとに、各都道府県の活性化プランを毎号(毎週)1つの都道府県を取り上げて勝手に提言するもので、地域ブランドの提唱者であり第一人者である田中章雄(ブランド総合研究所社)が、全国の自治体でのアドバイスや、計画策定などの知見をもとに執筆します。
勝手にケンミン創生計画の記事一覧
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南北に走る奥羽山脈と阿武隈高地によって、会津、中通り、浜通りの3地域に分けられる福島県。県民の気質は会津では少し頑固で正義感が強く、人情に厚い人が多い一方で、浜通りは明るく開放的な人が多いと言われる。
公開: 2016-05-23 09:20:05
「かかあ天下―ぐんまの絹物語」として、2015年に桐生織物会館旧館など12件が日本遺産に認定された。群馬の名物を意味する「かかあ天下とからっ風」という言葉は、明治時代に栄えた絹産業が群馬の女性に依存する部分が多かったことに由来する。
公開: 2016-05-04 20:55:31
「スタバはないが、日本一の砂場(すなば)はある」平井伸治鳥取県知事のウイットに富んだ発言をきっかけに、2014年4月に鳥取駅前に「すなば珈琲」が誕生した。15年5月にはついにスターバックスもシャミネ鳥取店がオープンし、初日に1000人が行列をつくるという事態になった。
公開: 2016-04-26 09:51:05
静岡県にはバンダイ、タミヤ、アオシマなど国内プラモデルの有力メーカーが多く、「模型王国」と呼ばれている。その由来は、実は徳川家にある。
公開: 2016-04-16 12:20:07
うどん県に県名を変更するというPR戦略で注目を集めた香川県。そもそも讃岐うどんのブームは過去に3回あったと言われている。2度目は1988年の瀬戸大橋の開通で観光客が急増した際に、地域食としてのうどんが注目された。そして3回目が2011年に始まったキャンペーン企画「うどん県」というわけだ。
公開: 2016-04-12 17:27:18
長崎県の魅力度は15年には6位と14年の10位から大幅に上昇した。その原動力となったのは、通称「軍艦島」の端島であるのは明白だ。「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されたが、そのシンボル的な存在になっている。「軍艦島上陸・周遊ツアー」は毎回満席の人気となっている。
公開: 2016-04-04 09:46:14
明治時代には日本で最も人口が多かった新潟県。当時の日本の人口4000万人の約5%にあたる約180万人が居住し、東京府(当時)や大阪府、愛知県よりも多かった。 当時の日本は人口の9割近くが農業を営んでいた時代で、米の収穫量が多い新潟県に人口が集中していたからだ。
公開: 2016-03-07 11:53:00
地理的に日本のほぼ中央に位置する三重県は福井県、岐阜県、滋賀県とともに、2000年に「日本のまんなか共和国」を設立した。4県の知事による知事サミットを開催しているほか、観光や文化に関するイベントの共同開催なども行われている。中国上海での観光博覧会で「日本中央共和国」として出展するなど熱が入っている
公開: 2016-02-23 09:31:04
20代による魅力度ランキングでは栃木県は全国11位と、今年の調査では極めて高い評価を得た。昨年の31位と比べると大幅な上昇だ。ちなみに20代の回答者で栃木県を「やや魅力的」と答えた人の割合は昨年が19%だったが、今年は48%と2.5倍に増えている。
公開: 2016-02-14 22:02:23
ヤマトタケルノミコトが楠の木が生え盛る「栄の国」と呼んだ佐賀県はイチゴや梨などの生産量は多く、佐賀牛の評価も高い。水産業も盛んで、有明海のシンボル「ムツゴロウ」や、映画エイリアンの怪物そっくりのワラスボ、黒褐色の色と艶が特徴の佐賀のりなどがある。陶磁器で、有田、伊万里、唐津など著名な産地が多い
公開: 2016-02-14 21:44:45