「地域版SDGs調査2021」は、住民視点での地域の持続性に関する課題を明らかにし、将来に向けて持続性を高めるために必要な施策や目標値設定に活用できる調査として設計したもので、今回が3回目。SDGsの認知度のほか、居住する都道府県のSDGsの取り組みについての評価、社会や環境の持続性につながる行動、幸福度などの持続性と、それらの阻害要因である悩みや地域の課題など、全142項目の指標を徹底的に調査・数値化しました。調査は5月にインターネットで実施し、都道府県の住民約350人ずつ計約16,300人から有効回答を得ました。
回答者の幸福度や生活満足度、居住している都道府県に対する愛着度や定住意欲度といった基本4指標と、住民の悩み(46項目)、社会の課題(50項目)を調査しています。また、回答者の居住する都道府県が「SDGs達成のために積極的に取り組んでいるか」を5段階評価してもらい、各都道府県のSDGs評価を算出しました。環境や社会の持続につながる行動について「普段の生活の中で、意識して取り組んでいるもの」を聞き、「地産地消」「節電・省エネ」「寄付・募金」など消費、環境、社会のそれぞれの分野における行動(計20項目)の中から選んでもらい、それぞれの居住都道府県における消費者の行動分析を行いました。
■地域ブランドNEWSの記事から
「SDGsを評価している人ほど、幸福度が高い」地域版SDGs調査
「住民によるSDGs評価、鳥取県が2年連続1位」
「幸福度1位は沖縄県。宮崎県は2位に」地域版SDGs調査
「SDGsは20代以下の若年層に浸透。学校や大学でのSDGs教育が要因か」
※SDGsとは 持続可能な開発目標(SDGs)。2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な世界を実現するための目標で、17のゴール・169のターゲットから構成される。地球上の誰ひとりとして取り残さないことを近い、発展途上国のみならず、先進国でも取組の進むユニバーサル(普遍的)なものです。
■調査概要
第3回地域版SDGs調査2021は、全国の男女約450万人の調査モニターの中から15歳以上を対象に、2021年5月にインターネットで調査を実施し、各都道府県の住民をそれぞれ350人ずつ回収し、調査時点で移転などの理由によりその地域に居住していない人を除く計16,300人の有効回答を得た。調査対象は47都道府県。SDGsと地域の持続性に関するそれぞれの評価指標を設け、個人と地域の視点でそれぞれ評価項目を設定した。
- ・ 調査方法:インターネット調査
- ・ 調査対象:47都道府県の登録調査モニター(15歳以上)から、居住する都道府県別に抽出
- ・ 総回収数:計16,450人 (各都道府県から350人ずつを回収)
- ・ 有効回答数:16,300人 (各都道府県の回答者数は343~350人)
- ・ 調査時期:2021年5月1日~5月5日
- ・ 調査項目:持続性指標:幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度など4項目
SDGs指標:認知度、都道府県別SDGs評価、個人の行動など42項目
住民の悩み:「低収入・低賃金」「貯蓄・ローン」など46項目
社会の課題:「農林水産業の衰退」「食の安全・安心」など50項目
回答者属性:年齢、性別、婚姻、子供の有無、世帯年収、居住形態など
■調査報告書
- ・報告書冊子(価格は税込)
- 基本セット:98,000円 総合報告書+個別報告書
- 総合報告書:68,000円 A4判 約170ページ
- 個別報告書:48,000円 A4判 約20ページ
- オプション:データCD: 20,000円 (お申し込みいただいた報告書のデータを収録、Excel、PDF)
- ・電子データ(価格は税込)
- データパック47(CD):200,000円 47都道府県すべてのデータを収録(報告書は別途)
- 市・広域都市圏報告書:148,000円 ご指定の市(中核市以上)または指定のエリアのデータ
- ・報告会・セミナー (価格は税込、交通費別途)
- 調査結果を基にセミナーまたは研修会を実施(報告書は別途):110,000円
申込み方法:
■問い合わせ先(メディアおよび読者とも)
バックナンバー:過去に実施したSDGs調査は以下の通りです
第2回都道府県版SDGs調査2020
第1回地域版(都道府県版)SDGs調査2019
市版SDGs調査2020
データ引用・利用規定について
自治体・メディア・研究機関・学生の皆様には、調査結果として公開しているデータを無償でご利用いただけます。
(出典の明記をお願いします)以下のフォームから、申請をお願いします。