外国人が日本を周遊するときの定番が「ジャパンレールウェイ」という特殊なJR乗車券だ。外国人旅行者や旅行業界の人には常識のものだろうが、意外とこの存在を知らない日本人は多いのではないだろうか。
ジャパンレールパスがどんな切符かを一言で言えば、外国人観光客限定のJR乗り放題のチケットである。「外国の永住権・居所があり、日本に短期滞在で観光に来る人」だけが買えるもので、一定期間、新幹線であろうが特急であろうがJRが運航する鉄道に何回でも何百kmでも乗れるという素晴らしく経済的な切符である(ただし、新幹線はのぞみ・みずほを除く)。

特に新幹線は外国人にとって大人気だ。新幹線が停まる都市は、それだけで訪日外国人の誘客に圧倒的なアドバンテージを得ていることになる。このような都市では、駅から観光スポットまでの二次交通をどうするかに注力すればよい。
一方で、新幹線が止まらない都市はどうするか。不利を嘆いていても仕方がない。島根県の松江市もまた新幹線が通らない都市であるが、松江-広島間では興味深い取り組みが行われている。2都市間を結ぶ高速バス料金を外国人限定で半額にするというキャンペーンが展開中なのだ。
外国人を呼びこむには、単に相手国にPRすればいいのではなく、訪れた外国人の「足」をどう確保するかが不可欠である。インバウンドの地方波及が叫ばれる中、今後、全国各地でこうした問題をどう解決するかの取り組みが加速するだろう。
ジャパンレールパスを前提とした観光戦略
2015年07月03日更新
外国人が日本を周遊するときの定番が「ジャパンレールウェイ」という特殊なJR乗車券だ。外国人旅行者や旅行業界の人には常識のものだろうが、意外とこの存在を知らない日本人は多いのではないだろうか。
この記事のライター
関連するキーワード
関連記事
首都圏在住者で、滋賀県に居住したことがある20代、30代の若年層のうち、61%が滋賀県への移住に興味を抱いていることが、滋賀県の首都圏におけるアンテナショップなどの情報発信拠点「ここ滋賀」が実施した調査で明らかになった。
公開: 2026-10-13 18:41:54
香川県坂出市では、進学や就職を機に坂出市を離れた人に、ふるさとの良さを再認識してもらうことを目的として「Uターンブースト坂出プロジェクト」を2026年8月11日に実施した。
このプロジェクトは、関西圏に在住の45歳以下の香川県坂出市出身者を対象として、坂出市までの無料帰省バスを運行するというもの。JR大阪駅発、JR元町駅経由でJR坂出駅に到着した。
公開: 2026-08-31 23:33:58
東京・南青山の福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」に併設するレストランが、「Night Cultive 291」として2026年7月10日(金)にリニューアルオープン。福井県産食材とニューヨークで活躍したシェフの感性を融合させた、新たなダイニング体験を提供する。
公開: 2026-07-06 08:27:09
神奈川県足柄上郡大井町で、桜農家を応援する体験イベントを開催、自宅で楽しめるサービスも展開。【期間限定:開花状況等により4月上旬頃までを予定】
公開: 2026-04-04 12:33:43
地域活性化につながる調査や事業に取り組むスタッフを新たに募集。募集職種は調査部(リサーチャー、アナリスト、調査員)、地域振興部(コンサルタント、地域活性化すフタッフ、企画)、および業務アシスタント。また、インターンも併せて募集します。2026年新卒、第二新卒、中途採用で、2026年5月末日締切。募集数は若干名。
公開: 2025-12-29 08:02:27
最新記事
首都圏在住者で、滋賀県に居住したことがある20代、30代の若年層のうち、61%が滋賀県への移住に興味を抱いていることが、滋賀県の首都圏におけるアンテナショップなどの情報発信拠点「ここ滋賀」が実施した調査で明らかになった。
公開: 2026-10-13 18:41:54
「地域ブランド調査2026」の都道府県魅力度ランキングの結果から、九州各県のランキングを紹介。最も評価が高かったのは福岡県で全国7位でした。そして長崎県が8位に上昇し、宮崎県は6つランクアップして24位に。熊本県、大分県、佐賀県、鹿児島県の結果は・・・
公開: 2026-10-09 13:09:15
「地域ブランド調査2026」における都道府県の魅力度の伸びを比較したところ、全国で最も魅力度が伸びたのは大阪府でした。前年の35.6点から40.9点へと、5.3点の伸び。次いで、東京都が3.8点、新潟県と高知県が3.2点、そして最下位から44位へと躍進した埼玉県が5番目に高い伸びとなりました。なお、47都道府県中で魅力度が上昇したのはおよそ6割の28都府県でした。
公開: 2026-10-08 23:25:00
地域ブランド調査2026の結果、全国で最も「魅力的」と評価された都道府県は北海道で18年連続の1位となりました。2位の京都府、3位の沖縄県までは前年と順位に変動はなかったが、前年に初の4位となった神奈川県は5位に逆戻り。代わって東京都は4位に上昇した。関西万博が開催されていた大阪府の順位は6位へと上昇しました。
公開: 2026-10-03 21:54:00
地域ブランド調査2026の結果、全国で最も魅力的と評価された市区町村のランキングでは、札幌市が3年ぶり、10度目となる1位に返り咲きました。前年1位の函館市は2位、小樽市は初の3位となり、上位3位を北海道の市が独占しました。7位には富良野市もランクインしています。
公開: 2026-10-03 21:54:00
