MENU
【弊社社員を装った迷惑メール(なりすましメール)にご注意を】 添付ファイルの開封や記載URLへのアクセスを行わず、メールを削除していただくようお願い致します。
886人でつないだ乾杯リレー、ギネス世界記録に認定

886人でつないだ乾杯リレー、ギネス世界記録に認定

11/10(土)、新潟県のJR燕三条駅構内で、「世界一長い乾杯リレー」というギネス世界記録に挑戦するイベントが開催された。イベントを主催したのは燕三条青年会議所。燕三条特産の果物と野菜で作ったジュースを特製エコカップに入れ、順々に隣の人と乾杯していく。厳しいルールのもと、886人のリレー成功が認め

11/10(土)、新潟県のJR燕三条駅構内で、「世界一長い乾杯リレー」というギネス世界記録に挑戦するイベントが開催された。イベントを主催したのは燕三条青年会議所。燕三条特産の果物と野菜で作ったジュースを特製エコカップに入れ、順々に隣の人と乾杯していく。厳しいルールのもと、886人のリレー成功が認められ、立ち会った公式認定員よりギネス世界記録に認定された。これまでの487人を大幅に上回る結果となった。

「燕三条」という呼び方が馴染み深いこの地域だが、実は燕市と三条市という2つの市に分かれている。自治体に先駆けて青年会議所が合併し、燕三条青年会議所として活動を始めてから今年が15周年。この記念の年に、両方の市民がひとつになって協力しながら何かを成し遂げ、両市民の絆を深めたい、という思いから今回のギネス世界記録挑戦が企画された。

燕三条ならではの挑戦を行いたいという意向のもと、挑戦内容を検討すること数ヶ月。金物の町として有名な燕市のステンレス製カップを使用し、三条市特産の梨やブドウ、そして両市の野菜をミックスした特製ドリンクをみんなで飲もうという「世界一長い乾杯リレー」への挑戦が決定した。

[caption id="attachment_1358" align="alignleft" width="300" caption="受付には長蛇の列"][/caption]

 

挑戦会場となったのは、燕市と三条市の境界線上に位置するJR燕三条駅。12時の受付開始とともにぞくぞくと参加希望者が集まった。その数は900人以上で「この駅にこんなに人が集まったことはないんじゃないか」と青年会議所のスタッフも驚くほどの盛況ぶりだった。受付でカップとジュースを受け取った参加者は、駅の1階と2階にまたがる挑戦エリアに設置されたダンボールのコースに沿って1列に並んだ。

予定時間より30分以上遅れた午後2時38分、全員のカウントダウンを受け、燕三条青年会議所の五十嵐利行理事長が最初の乾杯を行った。そこから約1時間に渡り、乾杯しては一口飲み、また隣の人と乾杯して・・・というリレーが続いた。

[caption id="attachment_1359" align="alignleft" width="300" caption="笑顔で乾杯していく参加者"][/caption]

 

挑戦時間中は座ってはいけない、トイレなどで列を離れることもできないなど、参加者にとっても厳しいルールのもと、緊張しながら一人ずつ乾杯を行っていく。その様子は、ギネスワールドレコーズのカルロス認定員が一人ひとりチェックしながら人数をカウント。また、既に乾杯の終わった人、まだまだ順番の来ない人もきちんとルールに沿って待っていられるかを、グリナズ認定員が厳しい目でチェックを続ける。そして、最後の乾杯者は、この特製ドリンク「燕菜三果(えんさいさんか)ジュース」の名付け親、燕市在住の小学生の女の子。会場全員で一緒に「かんぱーい」と叫びながらグラスを持ち上げ、リレー完遂を祝った。

[caption id="attachment_1360" align="alignleft" width="300" caption="子どもも大人も一緒に楽しんだ"][/caption]

 

正式な審査結果が出るのは認定員の審議の後。別室に移動した認定員の厳しい表情に、青年会議所のスタッフも気を揉みながら待つこと30分以上。「それでは結果発表の場に向かいましょう」という認定員の言葉で期待を膨らませつつ、認定式が始まった。

カルロス認定員からは、まず今日の挑戦の頑張りを称えるスピーチがあった。グリナズ認定員の通訳を聞きながら、成功なのか、失敗なのか・・・スタッフも参加者も不安と期待の入り混じる表情で、続きを待った。そして、カルロス認定員の口から「ニュー・ギネス・ワールド・レコーズ・・・」という言葉が出るやいなや、会場は歓声に包まれた。五十嵐理事長には公式認定証が手渡され、燕三条に世界一の記録が誕生した瞬間に立ち会った参加者からは、大きな拍手が贈られたのだった。

[caption id="attachment_1361" align="alignleft" width="300" caption="左から、グリナズ認定員、カルロス認定員、五十嵐理事長"][/caption]





この記事のライター
関連記事
岐阜県郡上市八幡町で7月15日(土)から「郡上おどり」が始まった。なんとこのお祭り、おどり発祥祭に始まり9月9日(土)のおどり納めに至るまで30夜以上開催される日本一長い盆踊りだ。
公開: 2023-07-19 12:32:24
地域活性化につながる調査や事業に取り組むスタッフを新たに募集。募集職種は調査部(リサーチャー、アナリスト、調査員)、地域振興部(コンサルタント、地域活性化すフタッフ、企画)で、2023年5月末日締切。募集数は若干名。
公開: 2023-04-19 16:13:00
観光庁は観光再始動事業の第1次公募の採択事業139件を発表した。この事業はインバウンドの本格的な回復のために、これまでに一度も実施されたことがないもの等、新規性が高く特別なものを整備し、インバウンドの誘客・消費拡大等につなげるのが目的。
公開: 2023-04-02 20:46:00
日本各地の盆踊りなどのうち、国指定重要無形民俗文化財として登録されている41件を、「風流踊」としてユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まった。
公開: 2022-12-01 18:36:12
農林水産省は、農林漁業者等の経営の多角化により、付加価値を生み出すことで所得の向上や地域の活性化につながる優れた取組を表彰する「6次産業化アワード」と、地域の農林水産物の利用により、生産者と消費者の結び付きを通じた地域の農林漁業・関連産業の振興や食育に資する優れた取組を表彰する「地産地消等優良活動表彰」を実施しました。 令和3年度の6次産業化・地産地消優良事例集が発表されましたのでお知らせします。
公開: 2022-02-23 13:05:22
最新記事
47都道府県の人口に対して、出身者の割合の多いランキングを作成。1位は秋田県、2位は島根県、3位は長崎県の順となった。この結果は「関係人口の意識調査2024」の調査で明らかになったもので、出身者と応援者の人口推定と居住意欲等を明らかにした。
公開: 2024-04-25 10:59:47
 この調査は、2021年から毎年実施しており、4回目となる今回の調査は、全国に居住する18歳から79歳までの男女を対象として、インターネットを使い、2024年2月2日~4日に実施。有効回答数17,686人の有効回答数をもとに、47都道府県のそれぞれの関係人口の人数の推定と、居住意欲や訪問意欲、情報ニーズなどの意識を明らかにした。
公開: 2024-04-23 18:00:00
全国47都道府県の県民たちが推したい「わが地元の顔」を、県民1000人、計47,000人による大規模調査によって数値化するものです。国や自治体、企業が勝手に決めるのではなく、地元住民の声で選ぶ初めての調査で、その結果は5月1日(水)に日本テレビ系列「県民スター栄誉賞」として放映される予定です
公開: 2024-04-22 15:00:00
2024年3月9日に東京駅前に石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」がオープンする。 前日に開催された関係者向けの内覧会から、一足早く新しいショップについて紹介する。
公開: 2024-03-09 05:25:00
石垣市は2023年11月18日、ギネス世界記録「Most people grilling barbecuing simultaneously」挑戦イベントを実施。2,220人で既存記録の2,184人を36人上回り世界記録を更新しました。同イベントは、市の人口が同年7月に初めて5万人を超えたことを多くの市民と祝うため実施され、多くの市民がイベントを楽しみました。
公開: 2023-12-20 12:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル