福井県の農業試験場食品加工研究所と福井県地ビール技術研究会は、全国一の生産量を誇る県産の六条大麦を使ったビール醸造技術を研究開発し、県内の地ビールメーカーによって商品化され、7月13日から販売を開始した。
六条大麦は、作付面積、生産量ともに福井県が全国トップであるが、ほとんどが県外で麦飯や麦茶などに使われている。このため、この六条大麦をブランド化し県内地ビールの振興にもつなげるべく、同研究所と地ビールメーカーの越の磯(福井市)、千鳥苑(美浜町)、湖上館パムコ(若狭町)でつくる県地ビール技術研究会が連携して、2009年から研究開発を進めてきて、今回商品化に至った。
越の磯が7月13日から販売している「福井麦酒六条大麦」は、330ml入りで578円。約3000本を県内の酒販店などで販売している。湖上館パムコでは9月初旬から宿泊客に六条大麦地ビールを提供する予定。
問合せは、食品加工研究所まで。
食品加工研究所
担当者:食品産業支援研究グループ 佐藤
電話:0776-61-3539
メール:shokuhin@pref.fukui.lg.jp
福井県産六条大麦を100%使用した地ビール開発
2011年07月28日更新
福井県の農業試験場食品加工研究所と福井県地ビール技術研究会は、全国一の生産量を誇る県産の六条大麦を使ったビール醸造技術を研究開発し、県内の地ビールメーカーによって商品化され、7月13日から販売を開始した。
この記事のライター
関連するキーワード
関連記事
2016年11月5日、愛知県北名古屋市で「Most people spinning tops simultaneously(同時にこまを回した最多人数)」というギネス世界記録挑戦が行われ、見事記録達成しました。
公開: 2016-11-07 16:18:20
2016年10月30日、富山県小矢部市で新しいギネス世界記録が誕生しました。挑戦したカテゴリは「Largest armed-linked toast」(最も多くの人数で行った腕組み乾杯)で、2015年9月に中国で達成された900人を超えることが目標でした。
公開: 2016-11-01 10:55:10
石川県輪島市の白米千枚田では、10月15日(土)から大規模なイルミネーションイベント「あぜのきらめき」を開催する。棚田のあぜに21,000個のソーラーLEDを設置。ライトは日没後に自動で点灯し、30分ごとに色が切り替わるもので、光の移り変わりを楽しめる。期間は来年3月12日(日)まで。期間中は無休。
公開: 2016-10-06 15:44:40
中部経済産業局は、愛知県、石川県で「中部ふるさと名物普及シンポジウム」を開催する。地域経済を大きく活性化させるため、「地域資源」を活用した「ふるさと名物」をテコにし、地域ぐるみの取組を促進することを目的として開かれるもの。
公開: 2015-06-09 13:56:21
最新記事
建設・不動産業界のSDGsに対する取り組みは、消費者からどのぐらい評価されているのだろうか?
国内有力企業300社のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」より、建設・不動産業界18社の結果を分析した。
公開: 2024-11-29 23:51:45
電機・電子業界のSDGsに対する取り組みは、消費者からどのぐらい評価されているのだろうか?
国内有力企業300社のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」より、電機・電子業界32社の結果を分析した。
公開: 2024-11-29 09:23:13
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。 本項では、「1年間に当該地域名を見聞きしたことがあるか」を問う「情報接触度」の結果から、今年点数が上昇した輪島市など能登半島地域の結果を紹介する。
公開: 2024-11-22 17:00:00
鹿児島県のPR拠点である「かごしま遊楽館」の3階 鹿児島ブランドショップ東京店(東京都千代田区)」において実施している、知覧茶・焼酎の試飲や鹿児島の伝統工芸品を体験していただく定期サロン 「食とものづくり体験サロン」3回めとなる12月は、薩摩焼窯元 紫陶の柳 信一郎氏による絵付けワークショップの開催が決定しました。ただいま参加者を募集しています。
公開: 2024-11-19 17:36:44
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。
本項では食品想起率について、「北海道」を事例に結果を紹介する。
公開: 2024-11-06 15:00:00