2016年10月1日、甲州市の勝沼中央公園広場で「甲州市かつぬまぶどうまつり」が開催される。今年で第63回を数えるこのイベントでは、市の特産である甲州ぶどう約2000㎏が用意され、同じく特産のワインとともに来場者に無料でふるまわれる。
2014年に行われた第61回大会では、甲州青年会議所が中心となりギネス世界記録に挑戦。「ぶどうを口に含んで飛ばす“ぶどう飛ばし大会”の参加人数」を競い、891人の参加により見事世界一に輝いた。今年も、ぶどうの早食い競争やぶどうの皮飛ばし大会など、ぶどうにちなんだ各種催しが予定されている。
また、同日、ぶどうやワインにちなんだ勝沼の歴史遺産を訪ねるフットパスガイドツアーも開催される。日本のワイン産業を確立した宮崎光太郎が自宅に整備したぶどう園、醸造所である「宮光園」をはじめ、日本ワインの発祥の地を巡るもので募集人数は先着20名。
甲州市は「豊かな自然 歴史と文化に彩られた 果樹園交流のまち」を標榜し、果樹・農林業やワイン産業などを市の基幹産業に挙げている。特にワイン産業においては「甲州市原産地呼称ワイン制度」を条例で制定し、圃場、書類、官能、ラベル表示の4審査をパスしたワインにのみ甲州市認証の称号を与え、ブランド化を図っている。また、市内のぶどう産地を勝沼地区、塩山地区、大和地区などに分けてそれぞれの土壌、地形、気候等の特色をまとめたり、ワイナリーマップを作成して情報発信を図るなど、甲州ワインのPRや消費拡大に努めている。
第63回 甲州市かつぬまぶどうまつり 概要
日時 2016年10月1日(土) 10:00~
会場 勝沼中央公園広場 (甲州市勝沼町勝沼1310)
詳細 第63回かつぬまぶどうまつり(甲州市HP)
フットパスガイドツアー 概要
日時 2016年10月1日(土) 13:30~15:30
集合 ぶどうまつりメイン会場 臨時観光案内所テント
参加費 無料
募集人数 20名(先着順)
申込期間 まつり当日まで(申込多数の場合、事前に締切)
申込先 ある~く こうしゅう推進協議会事務局 0553-32-2111
詳細 第63回かつぬまぶどうまつりフットパスを開催します(甲州市HP)