県民スター調査（中国・四国編）　鳥取知事が１位、徳島は米津玄師

鳥取県の１位は平井伸治知事。地域貢献度、スター性で１位。地域貢献度の点数は２位にダブルスコアと独走状態。全国での６位と高いが、特に「環境やSDGsに貢献している」は全国１位となっている。
３位の青山剛昌は北栄町出身の漫画家で、自慢度は平井知事を上回って１位。代表作「名探偵コナン」は「鳥取砂丘コナン空港」と空港名にもなっている。同町にある道の駅大栄に「青山剛昌ふるさと館」がある。
認知度１位は伯耆町出身の、「珍獣ハンター」ことイモトアヤコ。

島根県の県民スター１位は松江市出身のプロテニスプレイヤーの錦織圭。認知度、地域貢献度、スター性が１位。
一方、好感度、自慢度が１位となったのはOfficial髭男dism。島根県出身は小笹大輔（松江市）で、藤原聡と松浦匡希は鳥取県米子市、楢﨑誠は広島県福山市の出身。ただし、藤原、松浦、楢崎の３人は島根大学で、４人とも島根県とゆかりが深い。
３位の竹内まりあは出雲市出身で、生家・実家は出雲大社正門前にある明治10年創業の老舗旅館「竹野屋旅館」。

岡山県は千鳥が１位で、５つの指標すべてで県内１位。
大悟は笠岡市、ノブは井原市出身で、笠岡商業高校の同級生。2015年に「おかやま晴れの国大使」に就任。岡山県知事の伊原木隆太と千鳥とで岡山県のPR用の限定ユニット「もんげーボーイズ」を結成した（もんげーとは岡山弁で「ものすごい」の意味）。
２位はB'zの稲葉浩志。出身の津山市内のゆかりの地をめぐる「稲葉浩志さん想い出ロード」が人気で、観光センターでマップを配布している。

広島県の１位は広島市出身の女優、綾瀬はるか。認知度、好感度、スター性、自慢度の４指標で１位。実家は農家で、「こよなく農業を愛する一家です」と本人は語る。
２位の新井貴浩は広島東洋カープの監督。広島市出身で、幼少期からカープファン。弟もカープのコーチ。
10位の原晋は三原市出身。青山学院大学陸上部の監督として、箱根駅伝で７回の優勝を誇る。

山口県の１位は山口市出身の元卓球選手の石川佳純。認知度、地域貢献度、スター性、自慢度で１位。
ロンドンオリンピックでは福原愛、平野早矢香とともに出場した団体戦で卓球界初のオリンピックメダルとなる銀メダルを獲得。帰国後に同市で本人による人力車によるパレードが行われ、「市民栄誉賞」の第一号を受賞した。
「はい～」で有名な２位のやす子は宇部市出身で、陸上自衛隊に入隊（現在も即応予備自衛官任官）。今年１月に「山口ふるさと大使」に就任。

１位は徳島市出身の米津玄師。ＮＨＫ紅白歌合戦で大塚国際美術館から「Lemon」を披露。かつて出演していたライブハウスなど、米津玄師ゆかりのスポットを巡るツアーが人気。同氏を「最も自慢できる」と答えた人は63.8％と多い。
２位のアンジェラ・アキは板野町出身のシンガーソングライター。ピアノ弾き語りが特徴で徳島県立しらさぎ中学校の校歌の作詞・作曲を手掛けている。阿波弁を操るなど、地元愛にあふれている。

１位は三豊市出身の俳優の要潤。香川県をPRする「うどん県」キャンペーンの副知事として広報活動を担当している。地域貢献度の評価が高い。
２位はウッチャンナンチャンの南原清隆（高松市出身）で、認知度とスター性は要潤を上回り県内１位。
３位は三木町出身のバスケットボールNBA選手の渡邊雄太。
４位は丸亀市出身のアナウンサーの中野美奈子。夫が丸亀市にクリニックを開業し、家族全員で丸亀に移住している。

愛媛県の１位は松山市出身のお笑いタレントの友近。認知度、スター性、自慢度で県内１位。
大学卒業後に道後温泉の旅館で仲居をした後、地元テレビ局でレポーターほかレギュラー番組やCMを抱える「愛媛のスター」だった。
３位のSuperflyの越智志帆は今治市出身。好感度は友近を大きく上回り１位。
５位の夏井いつきは愛南町出身で松山市在住の俳人。

高知県の１位は南国市出身の島崎和歌子。地域貢献度、スター性で１位。夏の風物詩「よさこい祭り」には毎年参加する。
２位の三山ひろしも南国市出身。2020年に県の観光や移住を促進する「高知家のアニキ」に就任した。
３位の映画監督の安藤桃子の出身は東京都で、自身の小説を映画化した「0.5ミリ」のロケを行った高知市に移住、市内に映画館「ウィークエンドキネマM」をオープンした。この作品は自身が監督・脚本を務め、主演に実妹の安藤サクラを迎えた。
10位の土佐かつおは高知市出身のローカルタレントで、かつてお笑いコンビ「あさり・かつお」として活動したが、2006年に解散し、Uターンした。