地域のイメージに大きな影響を及ぼすと思われるのが、その県出身、あるいはその県で活躍しているタレントやアスリート、文化人などの著名人。最近では、自ら出身県を大きく打ち出す著名人が確実に増えています。
地元愛があり、地元のイメージアップに貢献しているタレントやアスリート、文化人、政財界人などの著名人の中で、地元民からいちばん「心から愛され、他県に自慢したい”県民の顔”はいったい誰なのか?
この調査は、47都道府県に居住している人が、地元に関わりのある著名人の中から、いちばんの“県民の顔”、すなわち「県民スター」を選ぶ調査として実施しました。
調査対象とした著名人の選びかた
各県を代表する人物の候補を幅広く抽出するために、調査に先立ち「ノミネート調査」を実施しました。
この調査は、タレント、アーティスト、アスリート、文化人、政治家、企業人、そのほかを幅広く想起されるように、5つの分野に分けて思いつく人物を記述してもらうようにし、各都道府県の居住者を約200人ずつ、計11,000人の回答を集めました。
この結果から、都道府県ごとに得票数(想起数)の多い人物(著名人)を中心に、約30人ずつを抽出し、各都道府県の県民スターの候補者としました。
この候補者には、各都道府県の出身者のほか、その地域に居住や活動をしていた人や、地元チームやユニットの一員として活躍した人なども含まれますが、調査時点で故人となっている人は対象外としました。
また、ご当地キャラクターや、アニメ等の主人公などの中で、ノミネート調査での表記が多かったものは調査対象としましたが、ランキングでは対象外としています。
県民スターを選ぶ県民
回答者は登録調査モニター(約450万人)の中から、47都道府県ごとに、性別および年代別に均等となるように1,000人ずつ、計47,000人の回答を集めました。
年代は18~29歳(「20代」と記載)、30代、40代、50代、60歳以上(同「60代」と記載)の5世代がそれぞれ均等となるように回収しています。
調査は、47都道府県それぞれの調査票「△△県の著名人に関する調査」を作成(都道府県ごとに異なった著名人が掲載されています)、すなわち47種類の調査票を作成しました。それらに、それぞれの都道府県に居住している回答者が回答するという仕組みです。
県民スターの集計方法
県を代表する著名人を「認知度」「好感度」「地域貢献度」「スター性」「自慢度」の5つの指標で県民が評価した結果を集計しました。
そして、それらの5つの指標の平均を、「県民スター総合点」としました。
★認知度:調査対象とした30人前後の名前(簡単な説明を付記)から選んた
★好感度:各著名人について「とても好き」「好き」「少し好き」「どちらとも言えない」「あまり好きではない」の5段階で評価
★地域貢献度:「地元愛を強く打ち出している」、「地域のイメージアップに貢献している」など、地域貢献に関する8つの項目で評価
★スター性:「美しい、かっこいい」「明るい、愉快」、「努力家」など、著名人のスター性に関する10のイメージ項目で評価
★自慢度:「他県に自慢できる魅力があるか」という視点で評価
47都道府県の県民スターは? 調査結果
【北海道・東北】の結果 大谷翔平は岩手県でパーフェクト!
【関東】の結果 井森と中山が大激戦!
【中部】の結果 中部はアスリートが上位独占?!
【近畿】の結果 西川、さんまが独走状態
【中国・四国】の結果 鳥取知事が1位、徳島は米津玄師
【九州・沖縄】の結果 ONE PIECEの尾田、スーパーボランティアが高評価
調査概要
調査名: △△県の著名人に関する調査
調査方法: インターネット調査
調査の種類: 47種類(都道府県ごとの調査を47種類作成した)
被調査者: 全国の調査モニターより、各都道府県の18歳以上の男女を1000人ずつ回収
各年代(18~29歳、30代、40代、50代、60歳以上)ごと、および性別が均等になるように回収
総回収数: 総回収数 47,000人(各都道府県の回収数は1,000人)
有効回答数: 43,398人 (各都道府県 882~957人)
調査時期: 2024年3月9 日~19日
調査対象: 各都道府県の著名人計1,400人(各都道府県 約30人)
うちランキング対象は1,349人(キャラクターおよび認知度が3.0%以下の人を除く)
調査結果・総合報告書
2024年5月1日(水)19:00~
日本テレビ系「県民スター名誉賞」の番組内で発表
(当サイトでは同日21:00以降に公開予定)
県民スター名誉賞の番組サイトはこちら
なお、調査結果をまとめた「総合報告書」を販売します
総合報告書
発行日: 2024年5月1日
判型: A4判228ページ(表紙含む)
内容:第1部:調査概要
第2部:項目別ランキング
(スター総合力、認知度、好感度、地域貢献度、スター性など全指標の上位ランキング)
第3部:都道府県別結果(対象の全著名人1400人の全結果)
(指標ごとの全対象者の結果、回答者の年代、性別クロス集計など)
販売価格:55,000円(税込) 総合報告書+1400人の結果データ(Excel)
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アイドルやタレントの自己紹介で「××県出身の〇〇です」と出身地をウリにする人も多くなっています。一昔前までは、出身県をひた隠しにする人もいましたが、いまでは出身県を打ち出すのが当たり前になっている風潮があります。
もちろん、地元愛を伝えることで、その県民からの支持を受けやすくしたいという(打算的な)思いもあるかもしれませんが、それ以上に、本当に地元愛に燃える人が多くなっているのではないでしょうか。