和歌山県商工会連合会は、2014年8月2日(火)、JR東京駅前八重洲ビルにアンテナショップ『わかやま紀州館~いこら~』をオープンした。この店舗は来年3月31日までの限定運営で、和歌山の中小企業・小規模事業者が地域資源を活用して開発した魅力ある商品を、約100平方メートルの売り場で約1,300品の商品を展示販売している。
「いこら」は和歌山の方言で「一緒に行こうよ」という意味。大勢の方に「いっしょに行こうよ!」と方言であたたかく呼びかけることで、和歌山・紀州出身者の方には懐かしさを、はじめての方には新しい響きで和歌山の魅力を伝えていくという思いから命名されている。
店内で扱っている紀州南高梅の梅干しは、完全熟成し落下した南高梅の梅果実だけを梅干し用として使ったもの。また、醤油の発祥の地である和歌山の湯浅醤油は自然醸造で、機械的な温度管理は行っていない。気候が温暖な和歌山だからこそ、できる醸造で、そこで習得された醤油職人の技術と感でその年の醸造期間が決まる。
そのほかに紀州南高梅と天然塩から生まれる有機酸豊富な梅酢から作った「うめの塩キャンディ」や、紀州備長炭をつかったかまぼこ「南紀白浜パンダ丸」などもある。
また、シーズン限定として、まるで降りたての雪(ミルクのパウダースノー)を食べているかのような感覚のアイス「パウダーアイス」が提供される。これは温暖な和歌山の自然から生まれた清涼な水と生乳をベースに作られたパウダーアイスに、今回は和歌山オリジナル「まりひめいちご」をソースにトッピングしたもの。
- 店舗名称:「わかやま紀州館~いこら~」
- 期 間: 2014年8月2日(土)~2015年3月31日(火)
- 営業時間: 11:00~20:00
- 休館日: 年中無休(年末年始のみ休業)
- 所在地: 東京都中央区八重洲2-1-4 東京駅前八重洲ビル1F
- 最寄駅: JR東京駅徒歩2分
- 店舗構成:今月(週)の目玉品コーナー、和歌山プレミアコーナー、伝統工芸品コーナー、スィーツコーナー、和歌山の銘酒コーナーほか
- 取扱商品:生鮮品、加工品、工芸品、土産品など約1300品目
参考: わかやま紀州館 いこら