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第2回都道府県版SDGs調査2020 7月29日結果発表
サミット開催を活かした地域PR~伊勢市情報発信センターのチャレンジ~

サミット開催を活かした地域PR~伊勢市情報発信センターのチャレンジ~

今年5月、サミットが伊勢志摩地域で開催される。約5,000のメディアが伊勢志摩地域へ訪問すると予想されている。彼らを地域のファンにすることができたら?「取材したい」、と思わせることに成功したら?記事になり、番組として地域情報が取り上げられることにより、その背後にいる全世界の視聴者に地域情報が伝わる。

今年5月、サミットが伊勢志摩地域で開催される。約5,000のメディアが伊勢志摩地域へ訪問すると予想されている。彼らを地域のファンにすることができたら?「取材したい」、と思わせることに成功したら?記事になり、番組として地域情報が取り上げられることにより、その背後にいるはずの全世界の視聴者に伊勢の地域情報が伝わることになる。



この機会を活かすべく、2月1日に伊勢市情報発信センターがオープンした。伊勢志摩サミットにより国内外から注目が集まる機会を活用して、伊勢市の地域情報を国内外に発信するための拠点となる。

ここで鍵となる視点が、「戦略的広報」である。PRという言葉は、広告と広報とが曖昧なままに使われることが多いのではないだろうか。しかし、広告と広報は大きく違い。広告は、お金を払ってメディアに掲載してもらう。費用がかかるが、その分確実に掲載ができる。一方で、広報は、価値ある情報を発信することで、メディアに取材してもらうことを言う。記事や報道として取り上げられるかどうかはメディアの判断だ。しかし、その分、費用はかからず、また、取り上げられた時には情報の信頼性が増す。そして、PRというのは、本当は広報を意味する。

メディアを地域のファンにし、メディア側に「取材したい」という意欲を喚起することができたらどうなるだろうか。メディアが地域の「広報マン」へと変化し、地域の価値ある情報を発信してくれるだろう。地域とメディアとのリレーションを強化することを通じて、メディアから情報が発信される機会の増大を狙う。このような、従来の川上から川下へという情報の流れとは異なり、「メディアが取材したくなる地域」を生み出していくことを戦略的広報という。

このような背景のもとに、メディアの取材を効率的に支援できる拠点として、「伊勢情報発信センター」がオープンした。センターは、東京事務所と伊勢事務所の2段構えとなっており、東京事務所がメディアの第一の窓口になる。伊勢事務所は、取材を希望するメディアの要望に沿って、伊勢市の地域コンテンツを紹介し、場合によっては案内を行う。これにより、価値ある情報を効率的にメディアに伝えることができる。メディアも情報収集の手間が省ける。地域とメディアのwin-win関係を作る。

サミット自体は、地域が自ら意識的に呼び込んだものではないかもしれない。平たく言ってしまえば、外からやってきた大イベントである。しかし、開催される以上は、存分に活用したいところだ。伊勢市情報発信センターは、外来型の大イベントを地域情報の発信に活かす、新たなモデルとなるだろう。



伊勢志摩サミット直前! 「伊勢」の魅力発信プレスツアー

文責:網野 善久

この記事のライター
地域ブランド調査2019(総合)
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