NPO法人えがおつなげては、社会起業家を継続的に支援する試みとして、「農村起業家サポート募金サイト」を立ち上げ、2月18日からの運用開始を目指す。
NPO法人えがおつなげてでは、農山漁村の活性化と雇用創造を目的とした「えがお大学院」(内閣府「地域社会雇用創造事業」において平成23年中に45名の農山漁村活性化を志す社会起業家が起業した。 このような社会起業家を継続的に支援する試みとして、金沢工業大学が出資して設立した株式会社KIT MSPが開発し、主要カード会社と提携した新たなファンドレイジングの仕組みとしても活用できる小額決済システム(MicroPayment)を利用した募金プラットフォームによる「農村起業家サポート募金サイト」を立ち上げる。
農村起業家サポート募金サイトは、農村起業家1万人輩出、内需型地域産業5,000億円、地域雇用5万人のための資金支援を目指したもの。
募金方法は、公募し審査により採択された農山漁村の活性化と雇用創造を目的とした地域の産業やコミュニティの活性化をはかる、設立3年以内の農村起業家の事業を「農村起業家サポート募金サイト」に公開し、個人、法人より最低1,000円から募金を受付る。募金者は、最初に指定のクレジット会社を通じてえがおつなげてに募金する。その募金を、支援したい事業に対し、1,000円、3,000円、5,000円、10,000円単位で振り分け、農村起業家へ直接募金を届けるシステム。
運用開始は、45名の社会起業家のビジネスマッチングの場として開催する第一回農村起業EXPO(東京千代田区ちよだプラットフォームスクウェア)の開催日である平成24年2月18日(土)を予定。募金対象者の公開は、まずはこの45名のなかから若干名でスタートし、その後は1年に1~2回の公募を行う予定。
特定非営利活動法人えがおつなげて(山梨県北杜市 代表理事:曽根原久司/以下、NPO法人えがおつなげて)は、農業をはじめとした地域共生型のネットワーク社会を創ることを目的に山梨県北杜市を中心に、「村・人・時代づくり」を行っている。
詳細は「えがおつなげて公式サイト」 http://www.npo-egao.net/