市区町村魅力度ランキング(上位50位)
市区町村では、札幌市が2年連続8度目の1位となった。点数は63.9点で前年と同じ点数となっている。同市を「とても魅力的」と答えた人は43.4%、「やや魅力的」は41.0%で計84.4%の回答者が札幌市について”魅力的”と回答している。なお、同市は”魅力的でない”と否定的に回答する割合が2.3%と非常に少ない。また、他の項目結果をみると、認知度は9位、情報接触度は6位に留まるが、観光意欲度や食品想起率で1位となっている。
2位は59.5点で京都市となった。前年は62.0点で2.5点下げたが順位は一つ上げた。同市は認知度、情報接触度でそれぞれ1位と非常に高い周知性があるほか、居住意欲度では4位、観光意欲度は3位と各行動意欲の項目で高い評価を得ている。
3位は函館市で58.7点。前年の62.8点から4.1点下げ、順位も2位から一つ順位を下げた。しかし、回答者割合をみると「とても魅力的」と「やや魅力的」の回答者割合の合計は82.0%と2位京都市の77.9%よりも多くなっている。函館市は観光意欲度(2位)、食品想起率(4位)で高い評価を得ている。
なお、全体の傾向として、前年は平均点が9.2点から11.0点と1.8点上昇と、過去の調査で最も大きく平均点が変動した。また上位100位の結果をみると、すべての市区町村の魅力度が前年比で上昇するという結果となった。
対して今年の結果をみると、平均点は11.2点で0.2点の上昇に留まっており、全体の上昇傾向は落ち着きつつある。
その他の項目結果(上位)
地域ブランド調査では、魅力度の他にも様々な設問を設け、各地域が有しているイメージや評価・意欲を調査している。主要な項目の上位結果は下記の通りとなっている。