首都圏の若者に福島県の地域課題の解決策を考えてもらうワークショップ「第一回ふくクエ応援会議」を9月25日(土)に開催し、計11名参加しました。
初回は本プロジェクトのスタートアップとして参加者の顔合わせや地域課題の解決に向けたテーマづくりを目的として開催されました。
はじめに、一般社団法人葛力創造舎 代表理事の下枝 浩徳氏より「産品と行動を交換する事業の活用を考えよう」のクエストについて、「葛尾村との継続的なつながりと、お金を介さない新しい関係人口づくりも目指し『SHIOKURI(仕送り』事業(葛尾村の地域産品を送り、代わりに何らかの支援で返す)のブラッシュアップを考えている」と葛尾村の紹介も併せて講演が行われました。
つぎに、草野畜産 代表 草野 純一氏よりオンラインで「福島牛の活用を考えよう」のクエストについて、「持続性の高い畜産業を普及するため、牛と触れ合う畜産体験メニューを構築や福島牛を使った牛肉餃子、牛マン、肉みそなど地域の産品作り、試食会の開催をしたい」と福島牛への熱い思いが語られました。
下枝氏による講演
グループワークでは講演を行った下枝氏、草野氏のクエストのほか、計11個のクエストについて事業者を交えながら、参加者はアイデアを出し合いました。ふくクエ活動(フィールドワーク)での具体的な内容にも話が及ぶ場面もあり、活発な意見交換が行われました。
グループワークの様子
本会議終了後もグループチャットで意見交換が交わされ、第2回は10月30日、第3回を11月27日(第3回)に開催予定です。その後、県内の対象地域での「ふくクエ活動(フィールドワーク)」を経て来年2月に「ふくクエコンテスト(報告会)」を開き、活動成果の発表を行います。
なお、2回目以降からの参加も歓迎します(参加申込は以下)。
事業概要
1)ふくクエ応援会議(東京でワークショップ)
参加者(首都圏の若者)は3つのチームに分かれてアイデアを出し合い、それぞれの課題解決に向けた具体的な取り組みを検討。
日 程: 第1回 2021年9月25日(土) 13:30~16:30
第2回 2021年10月30日(土) 15:00~18:00
第3回 2021年11月27日(土) 13:30~16:30
場 所: アットビジネスセンター東京駅八重洲通り 604号室
(東京都中央区八丁堀1丁目9-8 八重洲通ハタビル)
2)ふくクエ活動(フィールドワーク)
チームごとに福島県内でフィールドワークを行います。活動費として各チームに最大10万円を支援。
日 程: 2021年11月~2022年1月
場 所: 福島県内の対象地域
3)ふくクエコンテスト(報告会)
チームの代表者が活動の成果を発表し、今後の活動につなげます。
日 程: 2022年2月
場 所: 福島県内の会議室 ※オンライン(ZOOM)で参加可能
参加申込
参加対象: 20~30代で首都圏にお住まいの方
福島県を応援したい方、福島県における働き方や暮らし方等に興味・関心がある方
「ふくクエ応援会議」にご参加いただける方
応募人数: 30名程度
費 用: 参加費無料
申込方法: WEB申込
クエスト(地域課題)について
1) 子どもの学びの未来創り(喜多方市)
2)福島牛の活用を考えよう (いわき市)
3) ひまわりで福島を復興しよう(福島市) ほか
※全クエストは「ふくしま夢実現クエスト」WEBサイトで公開しています。
詳細はこちら
「ふくしま夢実現クエスト」チラシ
問い合わせ
(株式会社ブランド総合研究所内)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-8-5
TEL : 03-3539-3011 / FAX : 03-3539-3013
E-mail : fukushima@tiiki.jp(担当:菅波)
〒960-8670 福島県福島市杉妻町2−16
TEL:024-521-7160