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未来のための環境保全型農業にこだわったSDGsな新ブランド</br>「磐梯さとやまの慧(めぐ)み」が誕生

未来のための環境保全型農業にこだわったSDGsな新ブランド
「磐梯さとやまの慧(めぐ)み」が誕生

2021年夏から販売開始予定

福島県磐梯町(町長:佐藤淳一、以下磐梯町)に、未来のための環境保全型農業にこだわったSDGsな新ブランド「磐梯さとやまの慧(めぐ)み」が誕生します。本ブランドの作物は、科学的・理論的な栽培技術である「BLOF(ブロフ)理論」(*1)のもと作られています。この技術は、作物本来の力を取り戻す農法のため、従来の作物よりも栄養価が高く、作物本来の旨みを感じることが特徴です。さらに、商品開発には生産や流通、食育、地産地消など幅広い知見を持つ関係者が携わり、磐梯町の魅力を活かしたブランドに育てていきます。2021年の夏よりトマト、米、リンゴ等の販売を開始して、今後も様々な品目のシリーズ化に取組む予定です。
*1 Bio Logical Farming(生態調和型農業理論)の通称

●引用 prtimesプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000057622.html

背景

磐梯町は、会津盆地の北東部に位置し、磐梯山を間近に仰ぎ見る山紫水明の地です。豊かな自然からもたらされる肥沃な大地と、清らかな水を利用した農業はこの町の主要産業です。この豊かな自然を未来へつなげるために、磐梯町では2018年より環境保全型農業の推進をスタートさせました。
 環境保全型農業は、理論的なデータが少ないため、短期間で結果があらわれにくく、手間がかかる栽培方法です。福島県は、環境保全型農業を推進しており、県の実証で得られた栽培技術を積極的に取入れました。さらに、町の自然環境に適した栽培方法を確立するために、科学的・理論的に証明可能な栽培技術「BLOF理論」を提唱する、株式会社ジャパンバイオファームの協力を受け、2016年から「BLOF理論」による試験栽培を開始しました。3年間の試験栽培成果を経て、安定した技術の習得による農産物の生産が可能となった2021年、ついに新ブランド「磐梯さとやまの慧み」が誕生しました。

栄養価が高く、旨みを感じやすい栽培方法を採用

ブランド事業で生産されているトマト

 磐梯さとやまの慧みの作物は、自然界の法則に従った作物生理に基づく科学的理解と、化学的根拠である土壌分析・施肥(せひ)設計に基づく栽培技術である「BLOF(ブロフ)理論」で作られています。この技術は、作物本来の力を取り戻す農法のため、えぐみを感じる「硝酸態窒素」が減少し、「抗酸化力」、「ビタミンC」、「糖度」が高まります。そのため、従来の作物よりも栄養価が高く、作物本来の旨みを感じることが期待できます。磐梯町のブランド事業で生産された作物は、(一社)日本有機農業普及協会が開催する栄養価コンテストにおいて、2020年にはトマト、2021年にはりんごがそれぞれ「最優秀賞」を受賞しました。

多様なメンバーで磐梯町の魅力を活かしたブランドへ育てる

生産者と消費者、どちらにも愛着をもってもらえるようなブランドに育てるため、多様なメンバーがブランド事業に携わっています。具体的には、地元生産者、福島県、農業委員会、JA会津よつばをはじめ、食育にかかわる栄養教諭や地元特産品を取扱う道の駅などが参加。生産や流通、食育、地産地消など幅広い知見から、磐梯町の魅力を活かしています。2021年春にはついにブランドロゴが決定。磐梯山、水、土、太陽と磐梯町の豊かな自然を表現したデザインとなりました。

今後の展望

磐梯さとやまの慧みの商品は、2021年の夏よりトマト、米、リンゴ等の販売を開始して、今後も様々な品目のシリーズ化に取組む予定です。子ども達に地産地消で安全な作物を食べてもらうために学校給食への積極的な活用や、町外の方に町の魅力を知ってもらうためにふるさと納税の返礼品として設定することなどを検討しています。今後も、未来のための環境保全型農業にこだわったSDGsな新ブランドとして、様々な取り組みをして参ります。

福島県磐梯町

東京都心から北へ約200km、会津盆地の東北部に位置し、磐梯山を間近に仰ぎ見る山紫水明の地です。平安時代初期の名僧「徳一(とくいつ)」によって建立された慧日寺(えにちじ)を有する会津仏教文化発祥の地として栄えた、歴史と伝統・文化を受け継いできた町でもあります。平安初期の古式建築技法により復元された史跡慧日寺跡金堂・中門をはじめとする歴史的遺産や、名水から作られる日本酒や蕎麦など、魅力にあふれた地域です。

この記事のライター
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