第21回「地域ブランド調査2026」とは
「地域ブランド調査2026」は、国内1,000市区町村および47都道府県の計1,047地域を対象に、全国の消費者が各地域のブランド力を評価する、日本最大規模の消費者調査です。2006年から毎年実施されており、今回で21回目となります(都道府県については2009年から調査を開始し、今回で18回目)。調査では、各地域について「魅力度」「認知度」「情報接触度」をはじめ、地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)、情報接触経路(「旅番組」など15項目)、地域コンテンツの認知(「ご当地キャラクター」など17項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など18項目)など、全91項目を質問。インターネットを通じて全国から得られた31,666人の有効回答をもとに、20代から70代までの人口構成に合わせて集計・分析しています。認知度や魅力度、地域のイメージ、観光・居住・産品購入への意欲などを多角的に評価することで、各地域のブランド力の現状を把握できる大規模調査です。
地域ブランド調査2026特設サイト
※地域ブランド調査2026の結果(プレスリリース)は以下のサイトから(下のリンクをクリック)
地域ブランド調査2026 プレスリリース
都道府県魅力度ランキング2026の結果
全国で最も魅力的と評価「北海道」
都道府県魅力度ランキングの1位は「北海道」。調査開始以来、18年連続で1位を獲得しています。2位は「京都府」、3位は「沖縄県」となりました。上位3位までの順位は、2020年から7年連続で変わっていません。
4位には、前年の5位から順位を一つ上げた東京都が入りました。一方、神奈川県は一つ順位を下げて5位となっています。
6位は大阪府。大阪の玄関口である梅田周辺で大型商業施設が相次いでオープンしたことなどを背景に、魅力度は前年から5.3点上昇しました。順位も2つ上がっており、47都道府県の中で最も大きな伸びとなっています。
8位の長崎県も、前年から3つ順位を上げました。音楽フェスや「ピース文化祭」などの大型イベントが開催されたことで、「地域固有の祭りやイベント」の認知度が上昇。それに伴って魅力度も大きく伸び、調査開始以来最高となる36.4点を記録しました。
※魅力度は、提示した地域名に対して「どの程度魅力的に思うか」を質問し「とても魅力的」から「まったく魅力的でない」までの5段階評価で回答してもらい、そのうち「とても魅力的」と「やや魅力的」と各地域を「魅力的」と回答した回答者割合のみを反映し、それぞれ選択肢に付与した点数(重み)を加重平均したもの。
魅力度=100点×「とても魅力的」回答者割合 + 50点×「やや魅力的」回答者割合
魅力度11位以下では宮城が上昇。観光が要因か
11位の宮城県も前年より4つ順位を上げましたが、その要因として考えられるのは、観光面での評価が高まっていることです。
宮城県岩沼市にある金蛇水(かなへびすい)神社がSNSで大人気になり、なんと外国人観光客が9.3倍にもなっているとのことです。
また、調査後の8月に仙台市で開催された「仙台七夕まつり」が「戦後復活80回」の節目に向けて注目が集まったことなどで、観光意欲度がさらに上昇すれば、初のベスト10入りも実現するかもしれません。
12位以下で魅力度が大きく上昇したのは、新潟県、宮崎県、高知県の3県で、いずれも前年より順位を6つ上昇しました。
22位の新潟県は、前年の28位から6つ順位を上げた要因の一つとして、宮城県と同様に観光面での魅力が高まったことが挙げられます。実際に、観光意欲度が前年の32位から22位へと大きく上昇しています。
2024年に世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」が大きな注目を集めており、2026年に入ってからも前年を上回るペースで観光客が急増しています。
24位の宮崎県も、観光意欲度が上昇しています。宮崎県では、「神楽」の世界遺産登録に向けた取り組みなどを通じて、県の文化や観光資源への注目が高まっています。
高知は「あんぱん」効果で大幅上昇
28位の高知県は、NHK朝ドラ「あんぱん」の舞台となったことで、全国的に注目度アップ。
香美市立やなせたかし記念館(アンパンマンミュージアム)に多くの観光客が訪れ、長蛇の列ができたほか、県内を走るあんぱんまん列車や、作品ゆかりの地を訪れるツアーが登場するなど、観光面での貢献がとても大きいようです。
ちなみに、「ほいたらね」「たまるかあ」といった土佐弁も話題になっているようです。
さらに、38位の島根県では、松江市が連続テレビ小説「ばけばけ」の舞台となったことで、観光面で注目を集めました。小泉八雲ゆかりの施設では、例年の2倍以上に来客数が増えたところもあるということです。
このように、今回、魅力度の順位を大きく伸ばした都道府県には、観光面での注目度が高まり、それに伴って「観光意欲度」も上昇しているという共通点が見られます。地域の文化や観光資源が、メディアやイベントなどをきっかけに広く知られることで、実際に訪れてみたいという意欲につながっているようです。
なお、47都道府県のうち、魅力度が前年より上昇したのは28県でした。47都道府県の平均点は28.5点となり、こちらも過去最高を更新しています。
※市区町村魅力度ランキング2026 は以下のページをご覧ください
市区町村魅力度ランキング2026
その他の県の状況
これら以外の県も含め、全47都道府県の魅力度と、その他の主要な項目の結果は、以下のページおよび動画で順次紹介します。それぞれをクリックして各地域の結果をご覧ください
・北海道、京都、沖縄の結果 (近日公開予定)
・東北各県の魅力度ランキング2026 ー宮城が11位に急上昇。続く東北2位はどこの県?(地域ブランド調査2026より)
・関東7都県の結果 (近日公開予定)
・中部6県の結果 (近日公開予定)
・東海4県の結果 (近日公開予定)
・近畿6府県の結果 (近日公開予定)
・中国5県の結果 (近日公開予定)
・四国4県の結果 (近日公開予定)
・九州7県の結果 (近日公開予定)
また、魅力度以外の以下のランキングもご覧ください
・「都道府県魅力度ランキング2026」1位は北海道。大阪府・長崎県が躍進。新潟、宮城、高知各県が魅力度とともに観光意欲も上昇 (地域ブランド調査2026より)
・「市区町村魅力度ランキング2026」北海道の3市が上位を独占。別府市や草津町など温泉地が急上昇 (地域ブランド調査2026より)
・観光に行きたい都道府県ランキング2026
・食事がおいしい都道府県ランキング2026
・住んでみたい都道府県ランキング2026
・魅力的な温泉地ランキング2026
・ご当地グルメランキング2026
調査概要
調査方法: インターネット調査
回答者: 年齢20代~70代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収。
※日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計(ウェイトバック集計)。
有効回収数: 31,666人
※1人の回答者は市区町村の調査票の場合20の地域について回答。1地域の平均回答者数は約558人
※同じく都道府県の調査票の場合は11または12の県について回答。1地域の平均回答者数は約949人
調査対象: 全国1,000市区町村(全792市+東京23区+185町村)と47都道府県
調査時期: 2026年6月23日~7月17日
◆調査項目◆
地域ブランド調査は、地域のブランド力を消費者視点で評価・測定する仕組みとなっています。調査対象となる1047地域に対して、「認知(地域が知られているか)」、「魅力(地域がどのように評価されているか)」という大きく分けて二つの指標、91項目を設定しました。「魅力度」では、その地域が魅力的かどうかを問い、さらにその魅力が何に起因するかを、居住意欲度、観光意欲度、産品購入意欲度、またイメージ想起率といった様々な項目を設け明らかにします。また、調査では出身都道府県など回答者属性の設問も設け、どのような属性から認知・評価されているかも分析できるように設計しています。
地域ブランド調査2026
※特設サイト: 地域ブランド調査2026特設サイト
※調査項目一覧:地域ブランド調査2026調査項目一覧(PDF)
※調査結果: 地域ブランド調査2026 プレスリリース
※調査結果PDF:地域ブランド調査2026 プレスリリース(PDF)
関連ページ
(分析結果やレポート)
・ 地域ブランド調査2026 結果発表(プレスリリース): 調査結果や概要などの発表資料
・ 都道府県魅力度ランキング2026: 47都道府県の結果(一覧表など)
・ 市区町村魅力度ランキング2026: 上位100位までの市区町村の結果(一覧表など)
・ 地域ブランド調査 YouTube動画チャンネル: 結果分析のYouTube動画が続々登場!
・ 地域ブランド調査 特設サイト : トップページ
・ 調査概要: 調査方法や指標など
・ 調査対象市区町村一覧: 1000市区町村のリスト
・ 結果発表・データ活用セミナー: 10/15 調査結果や10/28活用方法などの無料セミナー
・ 各種報告書の案内: 報告書の概要やお申し込みはこちらから
・ 報告書申し込みFAX用紙: PDFをダウンロード可能
レポート・コラム
・ 「観光に行きたい都道府県ランキング 2025」京都は低下、神奈川上昇
・ 20年間で地域の魅力はどう変わったか? ~「地域ブランド調査」の20年間の結果を分析!
・ 情報接触度が急上昇した能登半島地域結果推移(地域ブランド調査2024)
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・ 市区町村の観光意欲度平均の推移~若年層が上昇の主因~(地域ブランド調査2015~2024)
・ プロスポーツ本拠地移転があった北広島市で認知が大幅に上昇…観光意欲にも影響(地域ブランド調査2023)
・ 「教育・子育て」想起率で1位の流山市結果10年推移(地域ブランド調査2023)
・ 居住意欲度と観光意欲度の属性別結果比較(地域ブランド調査2023より)
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