連休真っただ中の5月3日(水)に、「宇部市八十八夜お茶まつり」が、アクトビレッジおのと藤河内茶園で開催され、過去最多の5000人でにぎわった。
約32ヘクタールの藤河内茶園での茶摘み体験や、アクトビレッジおのの体験工房での製茶体験などが行われた。その中で、食農体験ソムリエによる温度によるお茶の味の違いを飲み比べる体験が人気を集めた。
これは山口県内最大のお茶の産地である宇部市小野のお茶の新茶(上煎茶)を使い、3種類のお湯の温度によって異なる味を体験してもらうもの。
アクトビレッジおののビジターセンター内に設けた「茶香炉の部屋」にて実施。毎回6~7名を対象に全5回(予約制)行った。
実際に目の前で時間を計りながら提供。 あわせて、温度によって変わる効能についても詳しく説明。効果を書いた台紙もつくり、その上に温度の違う3種類のお茶を置き、飲み比べてもらった。
70度のお茶が一番人気だったが、「90度の効能が一番いい」、「冷茶が甘くて冷たくて飲みやすい」など、人によって嗜好は異なっていたが、お湯の温度や抽出時間などによって味の違いが異なることを来場者に知ってもらうよい機会となった。
◆第28回宇部市八十八夜お茶まつり
- 日時:2017年5月3日 10:00~14:30
- 主催:宇部市八十八夜お茶まつり実行委員会
- 場所:アクトビレッジおの、藤河内茶園
- 事務局:宇部市産業振興部農林振興課