MENU
【弊社社員を装った迷惑メール(なりすましメール)にご注意を】 添付ファイルの開封や記載URLへのアクセスを行わず、メールを削除していただくようお願い致します。
活発化する自治体のPR ランキングへの影響は(宣伝会議6月号)

活発化する自治体のPR ランキングへの影響は(宣伝会議6月号)

宣伝会議6月号の特集「自治体のプロモーション」で、地域ブランド調査会社のトップが明かす「活発化する自治体のPR ランキンギングへの影響は?」と題して、ブランド総合研究所の代表取締役社長 田中章雄による記事が掲載されました。

宣伝会議6月号の特集「自治体のプロモーション」で、地域ブランド調査会社のトップが明かす「活発化する自治体のPR ランキンギングへの影響は?」と題して、ブランド総合研究所の代表取締役社長 田中章雄による記事が掲載されました。



地域のイメージアップや広報活動に携わる自治体の担当者にとって常に気になるのが、第三者機関が各地域のブランド力などを数値化した調査データの数々だろう。スコアやランキングの変動は一つの評価指標となり、その後のプロモーション戦略を左右する重要な要素となっている。

例えばブランド総合研究所が年に一度、9月に発表している「地域ブランド調査」の最新データ(2013年)によれば、都道府県の魅力度ランキングのトップ3は北海道、京都府、沖縄県と前年(2012年)から変わっていない。一方、ワースト3は最下位の47位が茨城県(前年46位)、46位佐賀県(同45位)、45位埼玉県(同40位)という結果となった。・・・

(詳しくは、宣伝会議2014年6月号の特集をご覧ください)
http://mag.sendenkaigi.com/senden/201406/cat/002342.php


以下は、この記事を執筆した田中からの追加コメントです。

地域のイメージアップや広報活動に携わる自治体の担当者にとって常に気になるのが「地域ブランド調査」の結果。その最新データによる情報発信の順位は、例えば大河ドラマや連続テレビ小説などの舞台になった自治体のランキングは大きく上昇します。

しかし、ゆるキャラや観光ポスターなどは、直接的に魅力度や観光意欲度のランキング順位を高めるような効果には繋がっていない事が多いようです。その原因は、多くの自治体のプロモーションの取り組みが、自分視点のものが多いことが原因となっています。地域からの視点で作成したものは、地域内での意識向上、すなわち「インナーブランディング」としては効果はあるが、外部の消費者や観光客などに「魅力を伝える」という視点で効果的とは言いにくいからです。

2020年に東京オリンピックが開かれることが決定し、和食が世界文化遺産に登録されるなど、日本の各地はいま世界中から注目を集めようとしています。

それだけに、横並びや“はやり”の手法ではなく、伝統工芸や郷土料理など、その地域にある本当の“魅力”を伝えるようなプロモーションを戦略的に行っていくことが重要です。
(田中章雄)

 

この記事のライター
関連記事
時事通信社が発行している自治体幹部、中央官庁や政党など向けの専門誌「地方行政」(毎週月・木曜発行)において、弊社・田中章雄社長が隔週の木曜日に連載を開始した。連載のタイトルは「ランキングで見る地域ブランド力」
公開: 2018-06-25 00:31:40
地域の活性化や観光振興のため「ご当地検定」の中には、今も人気が衰えない検定もあれば、ブームが去って受験者が少なくなってしまい、運営が難しくなってしまっている検定も少なくない。7月3日の日経新聞夕刊に掲載された「ご当地検定、明暗分かれるブーム去り5年で半減」に代表取締役社長の田中章雄がにコメントした
公開: 2014-07-11 18:27:49
日本農業新聞の6月30日号「月曜特報」の記事「ハラール認証関心高まる 18億円、300兆円-ムスリム市場狙え」の中で、弊社代表の田中章雄(一般社団法人ハラル・ジャパン協会副代表理事)がハラル市場および認証に関してコメントをしました。
公開: 2014-07-01 14:39:16
旧市役所や、国登録文化財など、各地の歴史を伝える建物や名所で結婚式を挙げる「ご当地婚」が広がっていることについて、読売新聞6月30日発行の夕刊の1面トップで記事が掲載されました。長野県駒ケ根市の「旧駒ケ根市役所庁舎」や、滋賀県彦根市の国宝・彦根城の屋形船、国登録文化財の和風礼拝堂「スミス記念堂」
公開: 2014-07-01 13:32:56
2014年5月21日放送の日本テレビのニュース番組「news every.」に、日本で急増しているハラル食品の対応および市場性、そしてハラル認証についての取り組みに関して、一般社団法人ハラル・ジャパン協会副理事長の田中章雄(ブランド総合研究所代表取締役社長)が出演しました。発言の主旨は以下のとおりです。
公開: 2014-05-22 16:02:02
最新記事
幸福度や定住意欲度など地域の持続性につながる指標について調査する「第5回地域版SDGs調査2023」をインターネットにて実施しました。その結果、幸福度ランキング1位は74.2 点の沖縄県で3 年連続1 位となりました。
公開: 2023-08-18 18:04:58
地域でのSDGsへの取り組み状況を評価する大規模調査「第5回地域版SDGs調査2023」をインターネットにて実施しました。その結果、都道府県のSDGs 取組評価1位は山形県となりました。
公開: 2023-08-17 12:00:00
全国47都道府県を調査対象とし、住民視点で自治体のSDGsへの取組評価や、住民の 幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度などの地域の持続性(サステナブル) のほか、 〝住民の悩み〟や〝地域の課題〟について明らかにしました。 また、各都道府県に由来のある企業をそれぞれ約20社、計840社を対象に、地域の有力企 業によるSDGsの取組が、住民にどのように理解、評価されているかを調べた調査となっています。
公開: 2023-08-16 17:16:41
毎年秋の風物詩となっている「都道府県魅力度ランキング」 これは全国47都道府県と1000の市区町村に対して、3万人以上の消費者が80項目以上の観点から評価するという大規模調査。 その調査結果から、これまでに紹介したことのない特別な小ネタを10回にわたってお伝えします。 第1回目の今回は、「なぜ、上位ランキングは変動しないの?」です
公開: 2023-08-07 09:56:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル