33名が乗車
このプロジェクトは、関西圏に在住の45歳以下の香川県坂出市出身者を対象として、坂出市までの無料帰省バスを運行するというもので、対象者と同一世帯であれば参加は可能。
予約期間は6月29日~7月24日までで定員は40名。定員を超える応募があったが、その中から33名が乗車。JR大阪駅を出発し途中JR元町駅を経て、JR坂出駅に到着した。なお、無料バスは往路だけで、復路は参加者が自ら確保する。
この機会にふるさと坂出の魅力を再認識してもらうため、地域事業者に商品提供による協賛を呼び掛けた。
「ふるさと坂出には、こんなに素晴らしい商品や事業者がある!」ということを参加者に周知し、満足度の高い移動時間を提供したいということが狙いで、日の出製麺所(うどん)や柿茶本舗(柿茶)など、7社から協賛の申出があった。
参加者からは企業からの協賛は「お土産品としてたくさんもらえてうれしい」などの声も多く寄せられている。
車内ではトークセッションも
車内では、坂出市のPR活動を担う「坂出かけはし大使」の司会のもと、参加者同士のリレートークや、求人情報、「ワークサポートかがわ」の紹介、トークセッション「都会で暮らす。坂出で暮らす。」などのプログラムが実施された。
トークセッションは、坂出市の担当者と地域おこし協力隊として東京から坂出市に移住した坂出市移住コーディネーターが担当。都会と地方の暮らしの比較や働き方などについて、社会人と学生のそれぞれに、移住後のイメージが持てるような内容の話を展開した。
アンケート結果は好評。次回は年末に開催
参加者アンケートの結果では、「非常に満足」が73.9%、「満足」が21.7%と非常に満足度が高く、乗車後の郷土愛の変化は「とても強まった」が52.2%、「やや高まった」が39.1%と郷土愛の向上にも効果があった。
また、坂出市へのUターン移住意向としては、「とてもUターンしたい」が13.1%、「ややUターンしたい」39.1%の合計で52.2%を占め、「坂出の発展に力を入れている地元企業の存在を知り、自分も将来香川・坂出の発展に力になりたいと強く思いました。近いうちに香川県内で働けるよう検討を進めます」「坂出にこれほど多くの企業があることを知らなかったので、勉強になりました」という感想も聞かれ、Uターン意欲の向上にもつながっている。
坂出市では今年の年末にも2回目の無料帰省バスの運行が計画されている。

「Uターンブースト坂出プロジェクト」による無料バスの運行は「さかいで大橋まつり海上花火大会」が開催される2026年8月11日にあわせて実施した。
関⻄圏で暮らす坂出出身の若者のUターンを促進するためのきっかけづくりを目的とした取り組み。