毎年9月に発表される「地域ブランド調査」。今年で6回目を迎える本調査では、より汎用性を高めるため、地域の抱える課題やニーズに対応した新たな調査項目を追加し、調査を実施した。
その結果、1000市区町村の評価項目は、昨年の63項目から67項目に、47都道府県の調査項目は、87項目から92項目に増加。特に「地域に対するイメージ」や「地域資源の評価」などで評価項目を拡充した。詳しくは以下の調査項目の説明および新たに追加した評価項目を参照。
なお、本調査結果の発表は2011年9月を予定している。
◆調査項目の説明◆
本調査は、1000市区町村および47都道府県を対象に消費者からの評価を明らかにしたもの。
構成と調査項目は以下の通り。
①外から視点の評価 【67項目】
認知度
魅力度
情報接触度
情報接触経路(ドラマや映画、ポスターやチラシなど)【15項目】
地域イメージ(歴史・文化の地域、スポーツの地域など)【16項目】
地域資源評価(海・山・川・湖などの自然が豊かなど)【16項目】
居住意欲度
訪問目的【12項目】
観光意欲度
食品購入意欲度
食品以外購入意欲度
産品購入意欲度
②内から視点の評価【25項目、47都道府県のみ】
愛着度
自慢度
自慢要因【23項目】
◆新たに追加した評価項目◆
新たに追加した評価項目は以下の通り。
①外から視点の評価
地域イメージ
「農林水産業が盛んな地域」「地場産業が盛んな地域」
・・・全国各地域で6次産業化等の取り組みによる地域活性化が積極的になってきており、それらが与える影響を明らかにするために追加
「災害リスクが大きい地域」「事件・事故が多い地域」
・・・東日本大震災を受け、自然災害や事件・事故のリスクが及ぼす影響を明らかにするために追加
地域資源評価
「地元産の食材が豊富」
・・・ご当地B級グルメなどの食文化が注目を集めており、それらの元となる食材の評価を明らかにするために追加
②内から視点の評価
自慢要因
「地元産の食材が豊富」
・・・ご当地B級グルメなどの食文化が注目を集めており、地域の食材をどれだけ自慢に思っているのかを明らかにするために追加
評価項目4つ増え67項目に 地域ブランド調査2011
2011年07月22日更新
毎年9月に発表される「地域ブランド調査」。今年で6回目を迎える本調査では、より汎用性を高めるため、地域の抱える課題やニーズに対応した新たな調査項目を追加し、調査を実施した。
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