農林水産省「消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業」の一環として、直売所や道の駅等での「食の体験」プログラムの普及や活性化を目指し、相談窓口の開設や研修などを行うとともに、全国の消費者に向けて取り組み情報を発信し、認知度向上や集客に結び付けてもらための連携組織「食・農体験ネットワーク」(事務局 株式会社ブランド総合研究所)の会員募集がスタートした。
現在、農・畜・水産物の直売所や道の駅等の全国各地にある食の交流施設は、地域ならではの魅力や楽しさを味わえる場所として、消費者から注目を集めている。
そして、生産現場に始まり食卓に至るまでの食のプロセスをたどれる「体験」プログラムは、消費者の食育につながるだけではなく、食の交流施設の活性化にも貢献できる方法である。
しかし、体験プログラム自体は、集客や運営にコストがかかり、過去におこなっていたが中止した。始めたいが何から始めればよいか分からない。といった悩みを抱える直売所や道の駅等の食の交流施設も少なくない。
そこで、「食・農体験ネットワーク」では、全国5箇所の先進地での研修会の開催や、成功事例の調査レポートの公開を通じて、どのようなビジネスモデルを構築していくべきか、会員と研究を進めていくことから事業をスタートする。
会員登録には、入会費や年会費は無料となっている。
研究会への参加や、入会の申込は「食・農体験ネットワーク特設HP」から
(文責:平野 佑 ブランド総合研究所 世界記録コーディネーター/アナリスト)
「食の体験」に取り組む直売所等の全国組織「食・農体験ネットワーク」会員募集開始(会費無料)
2022年03月29日更新
農林水産省「消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業」の一環として、直売所や道の駅等での「食の体験」プログラムに関する連携組織「食・農体験ネットワーク」(事務局 株式会社ブランド総合研究所)の会員募集がスタートした。
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