福島県喜多方市周辺で作られているご当地ラーメン。地元産のしょうゆを使い透明であっさりとしていながらもコクのあるスープに、太めの平たいちぢれ麺が基本だ。昭和初期に「源平軒」が中華麺に近い中華そばの屋台を引きながら売り歩いたのが原点という。
その後、市内の食堂で中華そばをメニューに出す店が増え、今では人口5万5千人余のまちに、100軒以上のラーメン店がある。また5店舗では朝早くから市民や観光客にラーメンを提供する「朝ラー」も実施中。
喜多方市には蔵が多く、「蔵のまち喜多方」を打ち出していたが、蔵の観光だけでは滞在時間も短く、街中への経済効果にも限界があった。観光収益増大のために1980年代に喜多方ラーメンを観光資源に仕立て上げ、ブームとなった。87年にはラーメン店の水準向上と太麺、平麺、ちぢれ麺という伝統の敬称などを目的に「蔵のまち喜多方老麺会」が発足した。
(ブランド総合研究所社長 田中章雄)

第64回:喜多方ラーメン
2011年10月31日更新
福島県喜多方市周辺で作られているご当地ラーメン。地元産のしょうゆを使い透明であっさりとしていながらもコクのあるスープに、太めの平たいちぢれ麺が基本だ。昭和初期に「源平軒」が中華麺に近い中華そばの屋台を引きながら売り歩いたのが原点という。
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