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都道府県SDGs調査 調査結果の分析活用例イメージ

都道府県SDGs調査 調査結果の分析活用例イメージ

株式会社ブランド総合研究所は、住民目線による地域の持続性評価、悩みや不満、および幸福度や定住意欲度に関する「第2回都道府県SDGs調査2020」を実施しました。調査報告書では、定住意欲度を高めるための課題や、年代による意識の違いなど、都道府県ごとの実情を分析できます。

都道府県SDGs調査2020では、47都道府県の結果をまとめた「総合報告書」と、一つの自治体について全国との比較や属性別クロス表を掲載した「個別レポート」の2種類をご用意しています。

ここでは、報告書に掲載された調査結果から、どのようなことが分析できるのか、一部をご紹介します。

調査概要
・調査方法  インターネット調査
・調査対象  登録調査モニター(15歳以上)から、居住している都道府県別に抽出
・回収数   16,309人 (各都道府県から約350人を回収)
・有効回答数 15,991人 (不完全回答および非居住者を除いた)
        各都道府県は約340人(一部で有効回答数が少ない県がある)
・調査時期  2020年6月12日~6月29日

調査の狙い、構成、選択肢項目などはこちらのページをご覧ください。

①定住意欲度に最も影響を与えている課題は?

本調査では、「あなたは〇〇県に住み続けたいですか」という問に対し、「ぜひ住み続けたい」「できれば住み続けたい」「どちらでもない」「機会があれば他県に移住したい」「すぐにでも他県に移住したい」という5段階にて、定住意欲を聞いている。

・参考:定住意欲度ランキング(近日公開)

さらに、個人や家族における悩み(「低収入・低賃金」「ストレス」「孤独」など48項目)と、地域への不満や取り組むべきこと(「高齢化」「経済の停滞」「商店街の疲弊など48項目)を選択してもらっている(それぞれ、複数回答可)。

そこで、定住意欲度と、悩み・不満といった課題項目の相関を見ることで、「どのような課題が、その地域の定住意欲度に及ぼす影響が高いのか」ということを明らかにできる。

※個人の悩み、地域への不満項目一覧や、その他の調査概要はこちらのページへ

例えば下の表は、全国平均における、定住意欲度に影響の強い悩みを順に並べたものだ(データは2019年調査のものを使用)。これを見ると、定住意欲度と最も相関が強いのは「電車やバスの路線廃止・減便」で、係数-0.61と強い相関がみられた。2番目に相関が強いのは、「病院・医療機関の不足」となっている。

また、「働きがいがない」「人材不足・後継者不足」「男女不平等・女性が活躍する場の不足」「就職難」など、労働に関係する項目が上位に多いこともわかる。

定住意欲度に影響の強い悩み(※第1回地域版SDGs調査2019の調査結果より)

ただし、悩みや不満といった課題は、地域差が大きい。「総合報告書」には、都道府県ごとの「定住意欲度」および「悩み・不満項目の回答者割合」が掲載されている。全国平均とは違う、その地域ならではの課題を分析し、地域の持続性のために対策を立てていく必要があるだろう。

※オプションサービスとして、本調査を元にした課題抽出も実施しています

課題抽出(オプション)
  価格  :180,000円(税別)
  分析期間:1か月
  納品物 :調査報告書(約20ページ)

  ※各調査費用は含みません

②年代別、男女別の傾向の違いは?

総合報告書には、各調査項目の都道府県別の結果に加え、属性別、SDGs関心別でのクロス表も掲載している。

例えば、「SDGs」という言葉についての認知度を男女別で比較すると、男性25.0%に対し、女性16.9%となっており、男性の方がSDGsの認知度が高い。

ところが、SDGsの17のゴールを示し、自分の住む都道府県に必要だと思うゴールを選んでもらったところ、男性は一つのゴールにつき平均17.0%、女性は平均19.4%と、女性の方が、地域の持続性のための取組を求めている割合が高いという結果になった。特に男女差が大きかったのは、ゴール11の「住み続けられるまちづくりを」で、男性は35.3%が選んだのに対し、女性は48.1%と半数近い人が選んでいる。

若い女性の転入を促したい、ファミリー世帯の流入を促したい、など地域ごとに掲げるターゲットは異なるだろうが、それぞれの属性別に、どんな悩みを抱えており、どんな地域に住みたいかといった希望がある。本調査での属性別分析を、ターゲットごとの政策立案に活かしていただきたい。

【属性別】
 ・居住地(北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄)
 ・年代(20代以下、30代、40代、50代、60代以上)
 ・性別(男性、女性)
 ・婚姻(未婚、既婚)
 ・子どもの有無(有り、無し) ※既婚者のみ
 ・職業(会社員・役員、自営・自由業・その他、専業主婦、パート・アルバイト、学生・無職)
 ・業種(製造業、サービス業、その他、勤めていない)
 ・年収(200万未満、200~500万未満、500~1000万未満、1000万以上)
 ・住居(持家(戸建て)、持家(集合)、賃貸、その他)

【SDGsへの関心別】
 ・SDGsの認知度
 ・都道府県へのSDGs評価
 ・自地域に必要なゴール評価
 ・環境や社会の持続につながる行動

なお、都道府県ごとの個別レポートには、上記属性別のクロス分析結果の一覧表を収録している。

※オプションサービスとして、ステークホルダー分析も実施しています

ステークホルダー別分析レポート(オプション)
  価格  :各10,000円(税別)
  分析期間:約2週間
  納品物 :分析シート(5ページ)

  ※「子育て中」「独身・若者」「高齢者」「高所得者」など、ご希望のステークホルダーによる分析を行うものです

③他の都道府県に比べて、住民が課題に感じている項目は?

個人の悩み・地域への不満については、都道府県別の点数表と、47都道府県の中での順位表を総合報告書に掲載している。自地域で課題とされている項目と、全国における立ち位置を確認することができるほか、近隣地域における課題の状況を一覧で確認できる。

さらに、今年度より、悩み・不満項目別の都道府県ランキングを掲載。課題に感じている住民の多い地域の共通点や、解決方法を検討するうえでの参考にすることができる。

なお、都道府県ごとの個別レポートには、各悩み・不満項目について、都道府県内での属性クロス分析の結果の一覧表も収録している。

総合報告書 概要

調査対象の47都道府県の結果を冊子にまとめたもの。計144項目の結果データを網羅しています。
都道府県別、属性別、SDGsへの関心別でのクロス分析表も掲載。前年度(地域版SDGs調査2019)の結果とも比較できます。

体裁 :A4判、無線綴じ製本、160ページ
内容 :第1部 都道府県SDGs調査とは (目的、設問、結果概要等)        
    第2部 SDGs指標(SDGs評価指数、認知度、自地域に必要なゴール評価、環境や社会の持続につながる行動)
    第3部 基本指標(幸福度、満足度、愛着度、定住意欲度、持続度)
    第4部 個人の悩み(全体および各都道府県の結果)
    第5部 地域への不満(全体および各都道府県の結果)
    第6部 属性
    第7部 調査票

個別レポート(都道府県別) 概要

お申込みいただいた都道府県の結果を、グラフ等を使って分かりやすくまとめたレポートです。回答者の属性(年代、男女、婚姻、子どもの有無、住居、勤務、SDGs認知など)によるクロス集計の結果なども記載します。

体裁 :A4判、簡易製本、10ページ
内容 :SDGs関連指標(県別、全国平均、順位)
    持続性指標(県別、前年度、全国平均、順位)
    個人の悩み(県別、前年度、全国平均、順位)
    地域への不満(県別、前年度、全国平均、順位)
    全項目についての属性クロス表

販売価格

◆基本セット 98,000円(税別)
  総合報告書+個別レポート(1自治体)+データCD

◆総合報告書のみ 68,000円(税別)


※個別レポートのみの販売は行っておりません

FAXでのお申込み用紙はこちらからダウンロードしてください

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問合せ先

株式会社ブランド総合研究所 (担当.森)
Tel. 03-3539-3011(代)  
Fax.03-3539-3013
E-mail:sdgs@tiiki.jp


※自治体、メディア関係者の皆様
 本記事に公開しているデータは、無償でご利用いただけます(出典の明記をお願いします)。
 こちらのフォームから、申請をお願いします。 
 

出典記載例:
 ブランド総合研究所 都道府県SDGs調査2020より

この記事のライター
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