滋賀県長浜市旧市街にある、伝統的建造物群を生かした人気観光地。「黒壁銀行」と呼ばれていた、明治時代の第百三十銀行の建物を、保存と市街地活性化の拠点として活用することになり、市と地元8社が出資して第三セクター「黒壁」が設立された。
1989年に黒壁一号館「黒壁ガラス館」が開店。以後、美術館、ガラスショップ、工房、ギャラリー、カフェ、レストランなど、周辺にある黒漆喰(しっくい)の和風建築を次々と商業施設にリニューアルした。
「黒壁スクエア」と呼ばれるこの地域の観光集客数は89年に約10万人だったのが、わずか10年足らずで200万人を突破するまでになった。成功の要因は黒壁1~30号館はすべて異なった業態で、黒壁が中核となり商店街が一体となって取り組んでいること、観光客視点でイベントやサービス、情報発信が行われていることなどが挙げられる。
(ブランド総合研究所社長 田中章雄)
第39回:黒壁スクエア
2011年04月25日更新
滋賀県長浜市旧市街にある、伝統的建造物群を生かした人気観光地。
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