今年で9回目を迎える「地域ブランド調査」は、市町村区ランキングは9年目、都道府県ランキングも6年目を迎え、各指標の長期的な傾向を分析することが可能となったとともに、報告書の内容をより詳細に各自治体用にカスタマイズした「ブランド評価分析レポート」も、「分析結果発表セミナー」などのオプションと組み合わせることで、調査結果をより有意義に活用できるようになった。また、各地域のどのコンテンツを通じて情報に触れたか(「ご当地キャラクター」、「ご当地アイドル」など)、任意の地方自治体に寄付することで税額控除を受けられる「ふるさと納税」制度の利用経験や納税した理由など、新たな設問も加えた。
1000市区町村の評価項目は74項目、47都道府県の調査項目は100項目におよび、多角的な視点から幅広い分析が可能。報告書のラインナップはこちらから。
◆調査内容◆
「地域ブランド調査2014」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第9回目。
調査対象は全790市(2014年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な187の町村を加えた計1000の市区町村、そして47都道府県が調査対象。
調査項目は、各地域に対して魅力度など全74項目の設問(具体的な調査項目については、後述の調査概要を参照) に関して実施。地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」で数値化した。また、「魅力」の要因を観光、居住、産品など他の項目結果から分析できるように設計している。
また、出身都道府県に対する、愛着度、自慢度など全26項目についても調査を実施。
調査はインターネットアンケートで実施し、全国から3万1,433人の回答を集めた。地域ごとの回答者数は、1人の回答者に20地域について答えてもらったため、平均593人。また、集計に当たっては年齢、性別、居住地を基準に実際の人口の縮図となるように再算出(ウエイトバック)を実施している。
◆調査概要◆
調査方法: インターネット調査
回答者: 20代~60代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収。
※日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した。
有効回収数: 31,433人(地域ごとの回答者数は平均で593人)
調査対象: 全国1000の市区町村(全790市+東京23区+187町村)と47都道府県
調査時期: 2014年7月1日~7月22日
◆調査項目◆
本調査は、1000市区町村および47都道府県を対象に消費者からの評価を明らかにしたもの。
構成と調査項目は以下の通り。
①外から視点の評価 【計74項目、1000市区町村および47都道府県】
認知度
魅力度
情報接触度
情報接触経路(ドラマや映画、ポスターやチラシなど)【14項目】
情報接触コンテンツ(「ご当地キャラクター」など【6 項目】
地域イメージ(歴史・文化の地域、スポーツの地域など)【14項目】
地域資源評価(海・山・川・湖などの自然が豊かなど)【16項目】
居住意欲度
訪問目的(「行楽・観光のため」など)【16項目】
観光意欲度
食品購入意欲度
食品以外購入意欲度
産品購入意欲度
②内から視点の評価【計26項目、47都道府県のみ】
愛着度
自慢度
自慢要因(「地元産の食材が豊富なこと」など)【24項目】

地域ブランド調査2014 調査概要と特長
2014年10月06日更新
この記事のライター
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