但馬牛のほか全国から買い入れた黒毛和種の子牛を、三重県松阪市およびその近郊で飼育した未経産の雌牛のこと。「まつさかうし」と呼ぶのが正しい。
産地偽装が起きないよう、固体識別管理システムをいちはやく導入し、血統、生産者情報、肥育情報など30項目を確認することができる。また販売店には会員番号が付加された会員証が配布され、生産地を示す認証表示をすることになっている。
この地域では江戸時代、農耕用の役牛を飼育していたが、明治時代に肉牛に転換。1985年の全国肉用牛畜産博覧会で名誉賞を受賞し、一躍有名になった。牛の食欲増進のためにビールを与え、焼酎でマッサージする姿が報道され、人気が急上昇した。当時は枝肉格付けが最上級のA-5とB-5のみを「松阪牛」と認定したが、2002年の規約改定により、格付けには関係なく上記条件にあうものはすべて「松阪牛」という名称で出荷できるようになった。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第83回:松阪牛
2012年03月19日更新
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