青森県弘前市の岩木山の山麓にある嶽(だけ)地区で栽培・収穫されるトウモロコシで、その人気が急上昇している。糖度が18度以上という強い甘さが特徴で、8月20日頃から9月にかけて出荷される。
岩木山麓はかつて放牧地であったために土地が肥えていることと、日中と夜間の温度差が10度以上あることが、嶽きみの甘さの要因となっている。
嶽地区では1961年に家畜の飼料用としてトウモロコシの栽培が始められたが、その甘さが評判となり、食用としての栽培が急増。その後、栽培や管理の工夫・改良が進められて評価は高まり、2008年には「嶽きみ」が地域団体商標として登録された。
岩木山の嶽地区から百沢地区にかけての県道3号線沿いには、生や茹でたての嶽きみの直売所が数多く立ち並ぶため、嶽きみ街道とも呼ばれ、観光スポットになっている。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第154回 嶽きみ
2013年08月19日更新
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