ゲゲゲの鬼太郎で知られる漫画家・水木しげるが描く妖怪の世界をテーマにした鳥取県境港市の商店街。境港駅から水木しげる記念館までの約800メートルの通りには、妖怪たちをモチーフとした139体のオブジェが設置され、商店には妖怪に関連した商品が並び、妖怪にまつわるイベントなどが催されている。
JR境線の駅名に妖怪名の愛称をつけ、「鬼太郎列車」や「ねこ娘列車」が走る。また空港名を「米子鬼太郎空港」とするなど、地域をあげての取り組みになっている。
1989年に「緑と文化のまちづくり」の一環として妖怪のブロンズ製オブジェを23体設置した際に、像の一部が壊されたり盗まれたりする事件が報道されて一躍有名になった。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の放映で人気はさらに急上昇、観光客数は、2010年には370万人に達した。キャラクターを使った商店街活性化の成功例のひとつである。
(ブランド総合研究所社長 田中章雄)
第72回:水木しげるロード
2011年12月26日更新
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