「着る47展」渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMにて12月6日(金)より開催
「47都道府県でファッションを着る」マーケット型の展覧会
d47 MUSEUM(dはデザインのd、47は47都道府県の数)では、2012年の開館以来、「旅」「クラフト作家」「これからの暮らしかた」「修理と手入れ」「発酵」など、様々なテーマで47都道府県を紹介している。
今回、第26回として企画した「着る47展」は、「ファッション」をテーマに47都道府県の衣服・靴・鞄・アクセサリーなどを紹介し、販売するマーケット型の展覧会を開催する。
<展覧会概要>
名称:47都道府県をファッションで「着る47展」
会期:2019/12/6(金)~2020/3/2(月) 11:00~20:00、入場は閉館30分前まで
※12/31は18:00まで。1/1のみ休館。
会場:d47 MUSEUM(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階)
工芸、食、ファッション、自然環境など企画ごとにテーマを変え、日本の様々なデザインとクリエイションを紹介する。地域のキーパーソンを招いてのトークイベントや工芸品の実演、講演会やワークショップなど、展覧会と連動したイベントを開催し、各都道府県への関心を高め、その土地へ足を運ぶきっかけを演出する。
電話:03-6427-2301
入場料:無料
主催:D&DEPARTMENT PROJECT
URL:https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_15006.html
(写真:左上から時計回り)富山県「CanRuler」の起毛技術から生まれる山ウェア、茨城県「奥順」の結城紬の技から生まれるストール、東京都「DOUBLE FOOT WEAR」の皮革産業の地域でつられる靴、広島県「Tolerance」のグラスビーズが施されたバッグ
「サスティナブル」「エシカル」が注目される今だからこそ見つめたい、日本各地のファッション
● 黒江美穂氏(d47 MUSEUM 館長)のコメント
「「ファッション」から47都道府県を見ると、織り・染め・縫製など、その土地で長くつづいてきた伝統技術や産業を始め、革や竹など、その土地ならではの素材を活かしたものづくりや、気候風土から生まれる形や柄の様式、世界に注目される素材や技術の開発など、様々な“その土地らしさ”が存在します。また、ファッション業界にもトレンドサイクルに左右されない普遍性や、サスティナブルな考え方が広がりを見せています。リアルな需要に応えながら、世界観やメッセージと共に、その土地ならではのものづくりによって生まれる「ファッション」が、これから更に注目されると考え、「着る47展」を企画しました。 日本各地のものづくりの個性はもちろん、“ファッションのこれから”を感じていただければと思います。」