「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」――。7年前、経営難に苦しむ銚子電気鉄道ががホームページでぬれせんべいを買ってくれるように呼びかけたところ、インターネットの掲示板で話題となり、鉄道ファンを中心に通信販売による注文が相次ぎ、年間2億円を超えるヒット商品になった。
銚子電鉄は地元のせんべい店から指導を受け、副業としてぬれせんべいの商品化を始めていた。銚子市は米としょうゆの名産地。江戸時代からせんべいを作る店が多かったが、ある時、製造途中でしょうゆ瓶の中に焼きたてのせんべいが落ちてしまった。それを「おまけ」として配ったところ、しっとりとした食感としょう油の香りが評判になり、地元で商品として定着した。
銚子電鉄によりブームがおこり、ぬれせんべいは銚子市の特産品として全国に知られるようになった。
(ブランド総合研究所 田中章雄)

第140回 銚子のぬれせんべい
2013年05月13日更新
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