鳥取県福部町の砂丘地で栽培されているラッキョウで、色白で堅く引き締まっているのが特徴。7月下旬から8月の暑い時期に植え付けされ、冬の厳しい寒さと雪の中で耐えて育ち、翌年の5月から6月に収穫される。冬の寒さが厳しいほど味がよくなる。
鳥取県でのラッキョウ栽培は、江戸時代の参勤交代のときに東京の小石川薬園より持ち帰ったのが始まりとされる。当初は、漢方薬の材料として用いられていた。
砂丘の地質が栽培に向いているため、対象時代に栽培が広がり、戦後にスプリンクラーかん水が普及するとともに生産量は急増した。現在は約100軒ほどの生産者が120ヘクタールほどの畑で栽培している。
「砂丘らっきょう」の商標は2005年に鳥取いなば農業協同組合が取得しており、生での出荷のほか、酢漬けなど加工品の製造も盛んだ。
第179回 砂丘らっきょう
2014年02月24日更新
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