毎年12月から2月ごろまでに富山湾の定置網で漁獲され、氷見魚市場で競りに掛けられるブリ。北陸特有の冬の雷鳴とともに、大敷き網という大きな定置網を使ったブリ漁が最盛期を迎える。日本海を北上する「昇りブリ」より、南下してくる「下りブリ」の方が脂ののりがよい。
ブリは成長段階で呼び名が変わる出世魚。氷見市では、モジャコ、ツバイソ、コヅクラ、フクラギ、ガンド、ブリの順で呼ばれる。昨年、東京の築地市場から一部に他県産が混じる産地偽装疑惑を指摘されたため、今シーズンの前に、氷見漁協などが「氷見魚ブランド対策協議会」をつくり、産地偽装防止とブランド力向上に取り組んだ。
ブランド名は仲買人らの間で呼ばれていた「ひみ寒ぶり」に統一し、立山連峰などの図形と毛筆の書体を組み合わせた商標を登録。商標が付いた専用の箱で出荷し、出荷本数や仲買業者を認識できる販売証明書を添付している。
(ブランド総合研究所社長 田中章雄)
第67回:ひみ寒ぶり
2011年11月21日更新
毎年12月から2月ごろまでに富山湾の定置網で漁獲され、氷見魚市場で競りに掛けられるブリ。北陸特有の冬の雷鳴とともに、大敷き網という大きな定置網を使ったブリ漁が最盛期を迎える。日本海を北上する「昇りブリ」より、南下してくる「下りブリ」の方が脂ののりがよい。
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