2021年11月23日、愛知県岩倉市で新たなギネス世界記録が生まれました。
挑戦した記録は「Largest display of origami carp streamers (koinobori)」(折り紙で作ったこいのぼりの最多展示数)。
挑戦は岩倉市制50周年を記念したイベントの一環で行われました。岩倉市内を流れる五条川で鯉のぼりののりを落とす作業(のんぼり洗い)など、同市にゆかりのある「こいのぼり」をモチーフに選び、コロナ禍で大勢の人が集まらなくても広く市民の方々が参加できる折り紙で挑戦されました。
記録を達成するためには1,500個以上の展示が必要でしたが、挑戦を主催した岩倉市では5万個を目標に今年8月から11月にかけて広く市民の方に参加を呼びかけました。その結果、延べ5,000人以上が折り紙づくりに参加。挑戦日には当初の目標を大きく上回る20万個以上の折り紙が集まりました。
会場の岩倉市総合体育文化センターでは、挑戦当日朝から市役所のスタッフが折り紙を丁寧に展示していきます。
展示される折り紙はギネス世界記録で定められているルールに沿っていなければ展示数に含まれません。
ギネス世界記録公式認定員、また認定員を補助する20名以上のボランティアの方々(公式認定員を補佐する証人)は展示されている折り紙を一つ一つ確認し、ルールに沿っているかを確認する認定作業を行います。結果、193,275個で見事ギネス世界記録を達成しました。
市担当者によると、同市では平和記念事業で市民の方に千羽鶴の作成参加を募集しており、毎年広島・長崎の平和記念式典に千羽鶴を贈っているそうです。市民の方々が今回の挑戦に多く参加していただけたのも、そういったこれまでの取組も関係しているのではないかとのことでした。
また、今回展示した折り紙は、保育施設の飾りつけなど、市民の声を参考に活用していくことを検討していくとのことです。
記録名:Largest display of origami carp streamers (koinobori)
(折り紙で作ったこいのぼりの最多展示数)
記録:193,275個
挑戦日:2021年11月23日