2021年3月21日、黒部市国際文化コラーレ(富山県黒部市)で開館25周年を祝う記念イベントとして、「塗り絵」を3,166枚並べて列を作り、ギネス世界記録を達成した。
黒部市国際文化センター コラーレは、1995 年11 月3日に開館した、黒部市の文化施設。5年前の2016 年3月には20 周年を記念して、「紙ふぶきで作る最大のモザイク」に挑戦し、ギネス世界記録の認定を受けている。
今年度、25 周年を記念して多くの事業を予定していたが、コロナウイルス感染症のため、ほとんどの事業が延期や中止になってしまった。しかし、一人でも多くの市民、県民と一緒に開館25周年を祝えるようにと、自宅等で色を塗った塗り絵を集めて一列に並べるという挑戦の企画に至った。
塗り絵の下絵は、コラーレのボランティアが制作。コラーレの建物を背景に、桜(黒部市の花)や音楽を楽しむ仲間が描かれている。
塗り絵の制作参加者は約2,000人。2歳の子どもから90 歳を超えた方、そして障がい者など、日頃からコラーレを利用している人も、一度も訪れたことのない人も、自宅やそれぞれの集まりの場所で、同じように楽しんで参加してもらえた。「米寿の記念に」「クラス替えになる前、同じクラスの中学の仲間と一緒に」「子どもができた記念に」「コロナ禍の中で気分が明るくなった」など、いろいろな声が聞かれた。
記録の主な審査ポイントは、「塗り残しがないか」「隣の塗り絵と隙間がないか・重なりがないか」といった点。貼り出しに関わったボランティアスタッフの努力もあり、3,166枚の塗り絵が一列に並んだとして世界記録に認定された。
記録名:「Longest line of colouring pages」(最も長い塗り絵の列)
記録:3,166枚
認定日:2021年3月21日
参考
5年前には「最大の紙吹雪モザイク」でも世界一に
https://news.tiiki.jp/articles/3048