Largest meat tasting event (最大の肉の試食イベント)
畜産業が盛んな茨城県。ブランド豚の「弓豚」が有名な石岡市では、茨城の肉の美味しさを発信するため、肉の試食イベントへの参加人数を競う世界記録に挑戦。
石岡市や近隣市町村の名店が集まる「肉だっぺ!FESTA 2018」において、牛肉、豚肉、鶏肉のチャーシューの試食を配布。総勢360人が茨城県の肉を堪能した。
記録保持者:石岡青年会議所
記録認定日:2018年12月8日
場所:石岡市
Most expensive pork carcass sold at auction (オークションにおける豚枝肉の最高落札金額)
同じブランド豚でも、奥久慈地方で飼育されているのは「?豚(ぶなぶた)」。ブナの木の下には豊かな清流が生まれると古来から言われており、樹齢400年余のブナの木のある牧場で育てられているこの豚も、奥久慈の天然水を飲んでいる。柔らかい肉質に白い脂肪、甘くてピュアな味わいが特徴だ。
2017年に行われた、東京都食肉市場での豚枝肉共励会において、全国13県・46の生産者から出品された選りすぐりの肉豚1,000頭の中で、有限会社常陸牧場の出品した?豚が最高位の名誉賞に選出された。その後のセリでは、キロ単価1万7,996円(税抜、枝肉金額139万4,690円)にて落札。この落札金額(枝肉)は世界一とのことで、ギネス世界記録にも認定されている。
記録保持者:有限会社常陸牧場(久慈郡大子町)
記録認定日:2017年8月25日
Tallest bronze Buddha (最も背の高い金銅仏)
地上120メートルの高さから地上を見下ろす、牛久大仏。浄土真宗東本願寺派本山東本願寺が1992年に建立した。奈良東大寺の大仏(高さ約15メートル)が手の平に乗るという巨大な仏像で、蓮の台座から大仏の頭頂部までの110メートルというサイズが世界一に認定されている。
胎内に入ることもでき、写経体験や、大仏の親指の模型の展示などが行われている。大仏の胸部にあたる地上85mの展望台からは、天候によってスカイツリーや富士山も見える絶景が楽しめる。
牛久大仏 公式ウェブサイト
記録保持者:牛久大仏
場所:牛久市
Largest plastic bottle sculpture (最大のプラスチックボトル造形物)
筑西市で毎年7月下旬~8月初旬に行われる、羽黒神社を中心に行われる下館祇園祭は、4日間に渡って行われる県内屈指の夏祭り。日清戦争の戦勝記念として造られた明治神輿や、女性だけが担ぐ姫神輿、30数基の子供神輿などによる渡御(神輿が進むこと)を見て楽しめる。最終日の早朝には、市内を流れる勤行川に神輿ごと入っていき、禊の神事を行うのが特徴だ。
明治神輿の老朽化に伴い、平成4年(1992年)に新たに造られたのが平成神輿。その重さは約2トンと、担ぐ神輿としては日本最重量とされている。幅約1.4メートル、高さ3.5メートル、担ぐ棒の長さは縦7メートルにもなり、十二支の彫り物や螺鈿塗りの金箔仕上げの彫刻などが施された、豪華な神輿である。
地元の青年会議所では、2017年、この平成神輿をペットボトルで再現した。43,459本のペットボトルを使い、屋根の上には精巧な鳳凰像も設置。下館地区の誇りを、世界にアピールした。
詳細記事はこちら
記録保持者:下館青年会議所
記録認定日:2017年9月23日
場所:筑西市
茨城県のお肉にまつわる世界一と、仏像・神輿という宗教的シンボルについての世界一をお伝えしました。
さて、次回は、栃木県の世界一を特集します。
第7回・福島県の記事はこちら
※ご紹介している記録は、各認定日時点での世界一です。現在は更新されている可能性があります。