Most toasts in three minutes (team of 50) (3分間での乾杯数最多・50人チーム)
宇都宮は「カクテルの街」と呼ばれ、レベルの高いバーテンダーが多く揃っている。カクテル技能競技の全国大会で多くの優勝者を輩出しており、バーテンダーの人数とレベルは、東京銀座と比肩すると言われている。
1999年、市内のショットバーが集まり誕生した「宇都宮カクテル倶楽部」には、2019年6月現在で32店舗が加盟。観光コンベンション協会と協力し、各店のおすすめカクテルや目安となる予算を記載したパンフレットを作成している。
そんなカクテルの街で、5年がかりで開発されたのが、県産イチゴのとちおとめを使用した「苺のワルツ」だ。子供でも飲めるノンアルコールのカクテルで、宇都宮ブランド推進協議会では、このカクテルを使った乾杯リレーのチャレンジを行い、ギネス世界記録に認定された。
ちなみに、チャレンジの会場は、切り立った大谷石(おおやいし)の岩肌を望む大谷景観公園。「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」として文化庁の日本遺産に認定されたばかりの舞台で、世界一が誕生した。
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記録保持者:宇都宮ブランド推進協議会
記録認定日:2018年10月27日
場所:宇都宮市
Largest parade of Honda cars(ホンダ車による最大のパレード)
芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎは、グランピングや空中アスレチック、巨大な立体迷路などで遊べる、家族連れに人気のスポット。四輪のSUPER GTや、二輪の日本グランプリが開催されるサーキットを併設している、モビリティテーマパークでもある。
そんなツインリンクもてぎで2010年に生まれた世界一が、「ホンダ車による最大のパレード」。ホンダのビートのオーナーたちが集うMEET THE BEATというイベントにおいて、569台のホンダ・ビートが一斉にパレードランを実施。一般車に加え、サーキット仕様やカスタムカーなども集まり、ボディカラーごとに列をなしてサーキットを周回した。
ツインリンクもてぎ ウェブサイト
記録保持者:ホンダ・ビート
記録認定日:2010年5月9日
場所:ツインリンクもてぎ
Largest human image of a map symbol (地図記号の人文字をつくる最多人数)
日本有数の温泉地として知られる、日光市の鬼怒川温泉。箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれ、年間200万人以上の宿泊客で賑わう。
江戸時代には日光詣帰りの大名や僧侶に利用されており、明治期に次々と新しい源泉が発見されると、下野電気鉄道(現・東武鬼怒川線)の開通も相まって、温泉地として発展してきた。現在は約40軒のホテルや旅館のほか、市営の公共浴場、足湯等の施設が並ぶ。
そんな温泉地にある市立鬼怒川小学校では、同校の70周年記念に合わせて、児童や近隣住民が集まってギネス世界記録に挑戦した。内容は、地図記号の温泉マークを人文字で作りだすというもの。466人の参加者が赤い帽子とTシャツを着て、?(温泉)マークを描き出した。
記録保持者:日光市立鬼怒川小学校
記録認定日:2018年11月1日
場所:日光市
栃木県の3つの世界一、いかがでしたでしょうか。
実は、宇都宮市では今週27日(日)にも新たなギネス世界記録挑戦が行われる予定です。見事世界一となるか!?楽しみにお待ちください!
さて、次回は、群馬県の世界一を特集します。
第8回・茨城県の記事はこちら
※ご紹介している記録は、各認定日時点での世界一です。現在は更新されている可能性があります。