千葉都市モノレールは、ビールのカクテルを自分で作って飲むイベント列車や、本格的な寄席を楽しめる列車を5月下旬の土曜日に相次いで運航するなど、アイデア商品が続々と登場する。
2018年5月19日(土)に運航するのは「自分で作るビールカクテル列車」。ビールベースのカクテルを自分の好きな配合で作って飲む体験をするイベント列車で、千葉みなと駅を16時11分に出発する。
◆30分の路線で、2時間を楽しむ?!
定員は60人で、ビールやソフトドリンク、軽食が提供されて一人3500円(一日乗車券付き)。飲食の持ち込みは自由。ただし千葉都市モノレールは全長が2路線あわせても15キロほど。通常であれば始点の千葉みなと駅から終点の千城台駅までは約30分。ビールをゆっくり楽しむ暇もなく着いてしまうため、特別なダイヤを組む。
まずは16時11分に千葉みなと駅を出発した後、1号線で県庁前に向かい(通常だと約10分)、その後は再び千葉みなと駅に戻る。次に2号線で千城台駅に向かい、途中の動物公園駅でトイレ休憩をはさみながら、再び千葉みなと駅に戻るという行程。終了は出発から約2時間後の18時20分を予定している。
◆社内で落語。過去にはライブも
翌週の5月26日には落語芸術協会の後援を受けて、モノレール車内で本格的な寄席を楽しめる企画列車「痛快!爆笑!天空寄席」を運航する。
これは千葉みなと駅を、10時30分と14時30分に出発する2回公演の予定で、地元千葉県に在住の桂竹丸師匠と、春風亭昇也さんが出演。2両編成のモノレールを連結部分で2つの舞台に分け、途中の停車休憩をはさんで、2人の落語が存分に楽しめるという内容。一日乗車券のほか、ワンドリンクとお菓子付きで4000円。各回60人が定員となる。
千葉都市モノレールはこれまでにも社内ライブや、アニメのラッピング(いわゆる痛車ラッピング)など、従来の鉄道会社の常識を超えたイベントや企画で話題を振りまいているだけに、今後もどのような企画が登場するか、大いに期待できる。
各イベントに関する情報は上記の画像をクリックしてください。
千葉モノレールは落語にビール。アイデア企画続々
2018年04月25日更新
千葉都市モノレールは、ビールのカクテルを自分で作って飲むイベント列車や、本格的な寄席を楽しめる列車を5月下旬の土曜日に相次いで運航するなど、アイデア商品が続々と登場する。
この記事のライター
関連するキーワード
関連記事
人口減少が歯止めをきかない中で、千葉県流山市では、毎年人口が増えている。とくに、年齢別人口では、30~40歳の「働き盛り」の層が最も多く増え、子どもの数が純増している。
公開: 2020-03-25 16:30:41
宇都宮市は、「餃子の街」として、益々のイメージ強化を図るため、宇都宮市在住の外国人や、インバウンド客の視点から、宇都宮の魅力を発信をしてもらうため、日本で唯一の"餃子"協同組合である「宇都宮餃子会」が運営する「来らっせ」本店(常設店舗)にてPRイベントをおこないます。
公開: 2019-09-24 13:26:20
内各地の魅力を発信し、地域の観光振興につなげる取組として、都内各地の観光協会等の街歩きツアーを集めたイベントが開催される。歴史・文化・自然から話題のスポット&グルメまで、地域を愛するガイドやその道のプロなど、個性豊かなガイドが魅力溢れる東京を味わえる。
公開: 2019-08-22 12:03:00
我孫子市の魅力発信室長が、大学院を卒業。修士論文のテーマ「関東圏 5 都県(東京都・千葉・神奈川・埼玉・茨城)自治体シティプロモー ション実態調査」の結果をまとめた。自治体との情報共有を図るため、我孫子市ホームページで公開中。
公開: 2019-08-15 16:15:00
9月30日、埼玉県草加市で「Largest rice cracker mosaic (image)」(最も大きなライスクラッカーモザイク(イメージ))の挑戦が行われました。
公開: 2018-10-02 11:39:41
最新記事
鹿児島県のPR拠点である「かごしま遊楽館」の3階 鹿児島ブランドショップ東京店(東京都千代田区)」において実施している、知覧茶・焼酎の試飲や鹿児島の伝統工芸品を体験していただく定期サロン 「食とものづくり体験サロン」3回めとなる12月は、薩摩焼窯元 紫陶の柳 信一郎氏による絵付けワークショップの開催が決定しました。ただいま参加者を募集しています。
公開: 2024-11-19 17:36:44
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。
本項では食品想起率について、「北海道」を事例に結果を紹介する。
公開: 2024-11-06 15:00:00
株式会社ブランド総合研究所は、このたび国内有力企業のSDGsの取り組みを消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」を実施致しました。
公開: 2024-11-01 09:00:00
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。
本項では、調査対象のうち1,000市区町村の2015年から2024年の結果から、観光意欲度の平均推移について紹介する。
公開: 2024-10-30 17:16:01