晩白柚(ばんぺいゆ)は大型の柑橘であるザボンの一品種で、熊本県八代市の特産品。直径20センチと大型で、甘酸っぱい香りで、果汁は少ないが果肉はサクサクとした歯ざわりが特徴。12月から2月が旬で、名前は「晩生で果肉が白い柚(かんきつの意味)」という意味。
熊本県八代市出身の植物学者、島田弥一が1915年にホーチミンの植物園から株を分けてもらい台湾で栽培。30年には熊本県果樹試験場に持ち込まれ、改良の上、定着した。
直径20センチ前後、重さ2キロのものが3千円前後と高価で、熊本県ではお歳暮や年始の贈り物に使う。日持ちがよく、常温で2ヶ月近く味が変わらないので、年末に贈られた晩白柚は玄関や床の間などに飾っておくという。
2005年1月に収穫された直径26センチ、重さ4.8キロの晩白柚が「重量世界一のザボン」として、ギネス世界記録に認定された。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第172回 晩白柚(ばんぺいゆ)
2013年12月23日更新
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