青森県南部および岩手県で生産されているせんべいで、水で練った小麦粉を、円盤型に硬く焼いて作ったもの。縁に薄くカリッとした「みみ」と呼ばれる部分があるのが特徴で、甘さのある厚めのクッキー生地のものもある。
南部せんべいは14世紀、長慶天皇が南部町の長谷寺を訪れた時、非常食として家臣が自分の鉄兜を使って焼き上げたせんべいを差し出したのが由来という。その後、八戸藩で非常食として食べられるようになったほか、様々な行事にも用いられた。例えば、結婚式の時にはせんべいの上に赤飯をのせて近所に配ったり、出産祝いの時には焼き麩とせんべいを一緒に届けたりする風習もある。
しょう油味の汁に南部せんべいを割り入れた「八戸せんべい汁」の団体が、昨年11月に北九州で開催されたご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で優勝し、注目されている。
(ブランド総合研究所 田中章雄
第144回 南部せんべい
2013年06月10日更新
この記事のライター
関連記事
人口減少、少子化に歯止めをかけようと、少子化問題に危機感を持ち、子育て支援施策に意欲的に取り組む県により、平成25年4月に発足した「子育て同盟」が、11県知事などの参加による動画「Let It Go~ありのままで~ by子育て同盟」を作成し、インターネット上の動画サービス、YouTubeに公開した
公開: 2014-09-01 23:27:53
ブランド総合研究所世界記録サポート窓口では「ギネス世界記録チャレンジ 自治体パック」サービスを開始した。地域活性化のためにギネス世界記録挑戦を検討している自治体等を対象としたもので、初回の無料相談対応から挑戦記録の提案、申請代行、挑戦当日の立ち会い、挑戦後のアフターフォローまで一貫してサポートします
公開: 2014-04-25 16:57:29
地域ブランドに関する基本的な用語を集めました。日経MJ(日経流通新聞)の2010年7月~12月に、弊社代表の田中章雄が連載コラム「地域ブランドAtoZ」として掲載した記事をもとにご紹介します。
公開: 2014-04-13 18:24:35
日本の各地にある地域産品を紹介します産品名をクリックすると、説明文章のページを表示します。この記事は、日経MJ(日経流通新聞)に「地域ブランド AtoZ」として弊社社長の田中章雄が連載で執筆しているものです。(カッコ内は日経MJの掲載日です)
公開: 2014-03-27 08:39:28
最新記事
2026年に実施した「地域ブランド調査2026」に関するセミナーを、10月15日(木)と10月28日(水)の2回にわたり、オンラインで開催します。地域ブランド調査のランキングの結果から、地域ブランド戦略へのデータ活用まで徹底解説します。
公開: 2026-09-21 13:27:52
都道府県や市区町村の「魅力度ランキング」など、地域ブランド調査2026の結果は2026年10月3日(土)に、日本テレビの番組および当サイトで発表することが決定しました。この調査は2005年から毎年実施しているもので、今回が21回目(都道府県の調査は2009年からの18回目)となります。
公開: 2026-09-21 13:18:44
香川県坂出市では、進学や就職を機に坂出市を離れた人に、ふるさとの良さを再認識してもらうことを目的として「Uターンブースト坂出プロジェクト」を2026年8月11日に実施した。
このプロジェクトは、関西圏に在住の45歳以下の香川県坂出市出身者を対象として、坂出市までの無料帰省バスを運行するというもの。JR大阪駅発、JR元町駅経由でJR坂出駅に到着した。
公開: 2026-08-31 23:33:58
世界初挑戦!アジア太平洋地域の21カ国から約8,000人の参加者が新潟に集結した「2026 JCI ASPAC新潟大会」で世界初の記録、「同時に鏡開きした酒樽の最多数」に挑戦し、見事ギネス世界記録達成!
公開: 2026-08-28 10:58:00
本年の調査は6月から7月にかけ実施し、調査結果は10月に公表予定となっております。
公表に先立ちまして調査結果や関連情報について、下記特設ページを開設し、こちらで随時更新いたします。
公開: 2026-08-18 15:30:00
