「ブランド戦略なくして、地域活性化は語れない」――いま、地域ブランド戦略に取り組む地域が急増している。しかし多くのケースでは、単に地域名を付けて商品を売っているものだったり、単なる「一部地域のヒット商品」であったりすることが多く、本当の「地域ブランド」と呼べるものではない。
地域ブランドとは、ある地域にある商品やサービスなどが、地域外の消費者からの評価を高めて、地域全体のイメージ向上と地域活性化に結び付けるものである。たとえ地域発のヒット商品であったとしても、それが地域のイメージ向上や地域活性化に結び付かないようでは、それは「地域ブランド」とは言えない。
ここでは、ブランド総合研究所の田中章雄による、ブランドについての考え方や地域ブランド開発のノウハウをもとにまとめ、2005年以降に日本各地で「地域ブランド」への取組をする際の教本となった「地域ブランドマニュアル」の内容を公開する。
(各回をクリックすると内容が表示されます)
地域ブランド・マニュアル
田中章雄による、ブランドについての考え方や地域ブランド開発のノウハウをもとにまとめ、2005年以降に日本各地で「地域ブランド」への取組をする際の教本となった「地域ブランドマニュアル」の内容を公開する。
この記事のライター
関連記事
地域ブランドの取り組みへの指南書として、地域ブランドの提唱者である弊社代表の田中章雄が、1月30日に繊研新聞社より新刊本「地域ブランド進化論」を出版した。資源を活かし、地域力を高めるブランド戦略の体系と事例。256ページ、税込み2000円。
公開: 2012-02-12 10:20:29
最新記事
18歳〜24歳の男女5,000人を対象とした「恋人探しや婚活に関する実態調査」において、少子高齢化の中で若者の婚活・恋活への消極的な姿勢が浮き彫りとなりました。
公開: 2026-04-22 15:00:00
地域のイメージは、単なる印象ではなく、商品やサービスの選ばれ方や売上に直結する重要な要素です。消費者は「青森=りんご」「静岡=お茶」「長野=自然体験」といった地域イメージを無意識のうちに購買判断へ反映させています。そのため、同じ品質や価格の商品であっても、どの地域のものかによって売れ方は大きく変わります。
公開: 2026-04-11 22:15:00
地域のイメージは、体験やメディア、口コミによって形づくられる主観的な認知評価であり、観光・購買・移住などの行動に大きく影響します。そのため、事実そのものよりも「どう認識されているか」が重要であり、人々の選択や意思決定を左右する点で大きな意味を持ちます。
公開: 2026-04-11 20:30:00
インバウンドの受け入れが進む中で、消費やリピートにつながらないといった課題も存在しています。多様な国・地域のニーズに対応するためには、従来の感覚的な施策では不十分です。正確な実態把握に基づく調査と、データに基づいた戦略が不可欠となっています。今後は、調査設計と具体的な施策の質が、成功を左右する重要な分岐点となり、持続的なインバウンド受け入れにつながります。
公開: 2026-04-04 20:05:00
インバウンド観光をめぐる議論は、しばしば二極化する。「経済効果をもたらす追い風」とする声がある一方で、「混雑やマナー問題を引き起こす負担」と捉える見方も根強い。
公開: 2026-04-04 19:52:56
