地域ブランドの取り組みへの指南書として、地域ブランドの提唱者である弊社代表の田中章雄が、2月10日に繊研新聞社より新刊本「地域ブランド進化論」を出版した。資源を活かし、地域力を高めるブランド戦略の体系と事例。256ページ、税込み2000円。
人口の減少や住民の高齢化、企業の撤退・海外シフト、小胆外の疲弊・・・、地域の衰退が叫ばれて久しい。その中で近年、地域に固有の歴史や自然、文化、技術などの地域資源を活用して活性化しようと言う「地域ブランド」づくりへの取り組みが急増している。ところが、成功事例はあるものの、一時的には売れたが持続しなかった、市場からほとんど認知されなかったと悩む人も少なくない。成否を分けるのは、確かな戦略と組織の有無だ。
[caption id="attachment_892" align="alignright" width="212" caption="繊研新聞社、定価2000円(税込)"][/caption]
2005年に地域ブランドへの取り組みのきっかけとなった「地域ブランドマニュアル」(中小企業基盤整備機構発行)につづく戦略の体系を豊富に盛り込み、また全国で成功している20の事例を紹介、さらに巻末には地域ブランドに関する用語集を加えて、実用性を高めた。
書名: 地域ブランド進化論 (繊研新聞社)
定価: 2000円 (税込)
内容:
第1章 なぜ地域ブランドが必要なのか <背景編>
地域ブランドの意味と利点/知的財産戦略/こだわりが市場を創る/地域資源でブランド化
第2章 地域ブランド戦略の立て方と進め方 <マニュアル編>
計画作り/プレミアム戦略/コミュニケーション戦略/ロイヤルティ戦略/ブランドリスク管理
第3章 地域ブランドの先進事例+失敗事例 <実践編>
キレイマメ、イカール星人、バル街、らき☆すた、箔一、バーミキュラ、サムライ日本、冬の花火、
ギネス世界記録、金子みすヾ、徳谷トマト、安納いも、ジャージー牛、梅酒、農村宿泊 など
付録 地域ブランド関連用語集32
アイコン、一村一品運動、原産地名称保護制度、ご当地グルメ、ご当地検定、地域団体商標
地域通貨、地産地消、知的財産権、伝統工芸品、EC、濃商工連携、ブランド認定制度 など
詳細: 地域ブランド進化論のチラシはこちらから・・・地域ブランド進化論チラシ
著者:田中 章雄 (たなか あきお) 株式会社ブランド総合研究所 代表取締役社長
1959年福井県生まれ。東京工業大学理学部卒。日経BP社在職中より、企業ブランディングを手がける。2003年頃より、国の地域活性化に関する政策の一環で「地域ブランド」が推し進められることになり、経済産業省、中小企業基盤整備機構からの依頼で検討メンバーとして加わり、省庁および公益法人の役職員向けのセミナー、研修をこなすと共に、「地域ブランドマニュアル(中小企業基盤整備機構発刊)」の執筆を務める。その後、「地域ブランドの第一人者」として、全国で毎年100回以上の講演・研修を行なう他、中央官庁や地方自治体における委員会委員就任、テレビ出演、執筆活動、各地域でのコンサルティングなどを行なっている。
2008年4月に地域ブランドおよび地域団体商標の普及・啓蒙活動が認められて特許庁「知財功労賞経済産業大臣表彰」を受賞。
2011年9月、ギネス・ワールドレコーズ社と契約し、ギネス・ワールドレコーズ地域活性化委員会副委員長に就任。ギネス世界記録を地域活性化に活用するシステムの構築を図っている。
申し込み方法
FAX ・・・ 以下のチラシの下部分にある申込書に記入の上、03-3539-3013 までFAXしてください。
電話 ・・・ お問い合わせおよび注文は 03-3539-3011 までお電話ください
メール ・・・ 冊数、お送り先住所、氏名を記入の上、 book@tiiki.jp までメールでお送りください。
※ 書籍と一緒に請求書を同封しますので、書籍到着後に指定銀行口座までお振込みください
書店 ・・・ 店頭でお買い求めください。もし見つからない場合は、お申し込みください。
「地域ブランド進化論」(繊研新聞社) ISBN978-4-88124-260-5
詳細: 地域ブランド進化論の申込書(チラシ)はこちらの画像をクリックしてください。